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題... 後進に道を譲る見識を持て

◆ 岸田首相は、“口から出まかせ”の調子のいい人らしい。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 岸田首相、「分配」の理念後退 新資本主義、投資促進に傾斜 ⇒ https://is.gd/SVjKgt ■

 政府は28日、岸田文雄首相の看板政策「新しい資本主義」の具体策となる「資産所得倍増プラン」を正式決定した。ただ、その中身は株式など金融商品への投資促進策が中心。

 首相が就任以来掲げてきた格差縮小のための「分配」や「所得倍増」の理念は後退が鮮明になった。

 首相は、1年前の自民党総裁選で「成長と分配の好循環」による格差是正を、経済政策の中心に据えた。だが、当時訴えた令和版「所得倍増」のスローガンは「資産所得倍増」に置き換わり、今年10月の所信表明演説では「分配」の言葉も消えた。


◆ これでは、小泉首相の経済運営スタンスから一歩も前進していない。それだけではない。

 岸田首相は、自民党総裁選の時には、“モリカケ騒動”も再調査してはっきりさせる云々と言っていました。でも、そっちの方もうやむやになってしまいました。

 岸田首相は、首相になるためには口から出まかせを言うタイプだとわかりました。結果的には、すべてがウソになってしまっています。[ #口から出まかせ ]

 自分が主張していたことが実現できないとわかったら、後進に道を譲る見識を持って欲しいと思います。最近の日本は、どんどん落ちぶれてきています。[ #後進に道を譲る見識 ]

 終戦後、ガムシャラに働いて日本を経済的に立て直して世界第2位の経済大国にまでしてきた団塊の世代の人々は、何のためにがんばってきたのか … 情けない限り。

 私は、彼らは、“豊かな暮らし”を実現するために必死で働いてきたのだと思います。ところが、豊かな暮らしどころか、生活はむしろ苦しくなっています


◆ 余談ですが、その点では、安倍晋三氏には最低限の見識がありました。

 安倍氏は、自分にできないと悟ると自分から首相をやめていました。しかも、2度も。

 私は、安倍氏が推進したアベノミクスなどの経済政策は全く評価していませんが、安倍氏のそんな態度は好きでした。しがみついていても、見苦しいだけなのです。

 政治家には、引き際を美しくしてもらいたい。小泉純一郎氏の引き際は、見事でした。[ #引き際 ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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