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題... “検討使”が検討しないのは、これいかに

◆ 的を射たコラムと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 【点描・永田町】「無策無敵」「決断実行」の選択ミス ⇒ https://bit.ly/3RF4UAQ ■

●政治ジャーナリスト・泉 宏。

 故安倍晋三元首相の「9・27国葬」まで1カ月足らず。参院選の最終盤だった7月8日の銃撃による安倍氏の突然の死は、岸田政権への重大な影響だけでなく、安倍氏との密接な関わりが指摘される世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の「底知れぬ闇」(閣僚経験者)を白日の下にさらした。

 銃撃犯が旧統一教会に対する個人的な恨みから、教団が広告塔として利用していた安倍氏を標的として付け狙い、奈良市での犯行に及んだとの経過が明らかになると、「民主主義への挑戦」という見方も変化。その一方で「安倍氏と教団の、長年の選挙を通じた〝癒着〟」(立憲民主党幹部)が取り沙汰されるようになったことで、国民レベルでも国葬への反対論が急拡大した。

●「国葬」「人事」での大変身が裏目に

 首相の電撃的な人事は、その時点では安倍派も含めて党内から一定の評価を得た。しかし「旧統一教会隠し」(共産党幹部)との批判などから、各メディアの世論調査では内閣支持率が下落傾向に。

 もともと首相は「『無策無敵』という政治手法で高支持率を維持してきた」(自民長老)とされる。

 経過を知る側近は「『何も決めない〝検討使〟』から『決断と実行の〝ニュー岸田〟』に大変身することで〝岸田1強〟をアピールしようとした」と解説する。しかし、国民の間では「決断すべき問題が違う」との批判が高まる。


◆ 何もしない人が何かをしようとしたら、みんなからバカにされる。

 自分が得意な方面で着実に実績を上げるのが良く、慣れないことはしない方がいい。

 私は、岸田首相のことを“何もセンム”と揶揄していましたが、業界では“検討使”という表現が主流。なるほど、検討使の方がわかりやすい。オシャレな表現。[ #検討使 ]

 まぁ、私流に見れば、岸田首相は首相の器ではないのですが、一見、風格がありそうにも見える。それに、突然コロナに感染するなど、何か“お茶目”なところもある。

 そういう面では、森喜朗氏と似ている。私は、森氏のことを“ノーテンキ宰相”と揶揄していました。国民の期待を読めず、のほほ~んと仲間内で好き勝手なことをする。

 検討使なら検討使らしく、仲間内だけで勝手に決めるのではなく、国会で堂々と検討するのが良い。[ #国会で堂々と検討 ]


◆ 要は、岸田首相は、党内のバランス調整が持ち味なのでしょう。

 萩生田光一氏は党の要職に起用し、安倍晋三氏のお気に入りの高市早苗氏を経済安全保障大臣というわけのわからない大臣に起用したり、適材適所とは名ばかりの人事

 しかも、岸田政権が発足してそろそろ1年にもなろうかというのに、岸田政権の錦の御旗の“新しい資本主義”の政策は、まるで見えてこない

 そちら方面の担当として経済再生大臣に任命した山際大志郎氏は統一教会とズブズブの関係だったと指摘され、大臣としての仕事どころではない。私なら、即、交代させる。

 外交についても国葬騒動でわかるように的外れ(主要国のトップは来ない)。防衛問題も特に見るべきところもない。“無い無い尽くし”の政権になりました。[ #無い無い尽くし ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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