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題... 正々堂々とした論陣を張れ

◆ 日本学術会議としては、当然の要求だと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 任命拒否は「活動に著しい制約」 学術会議の梶田会長、解決要求 ⇒ https://bit.ly/34Ea7Dm     日本学術会議の梶田隆章会長は29日、定例の幹事会後に記者会見を開き、菅義偉首相による新会員候補者6人の任命拒否について「会議の活動に著しい制約となっている」と指摘し、拒否理由の説明と6人の速やかな任命を改めて求めた。   菅首相はこれまで任命拒否について「多様性が大事だということを念頭に判断した」と述べる一方、詳しい理由を説明しておらず、会員からは問題の早期解決への強い要望が出ているという。   記者会見では組織や活動の実態を説明する文書も公表。この20年間ほどで女性比率が1%から38%に向上し、関東に偏っていた会員の比率も68%から51%に改善したという。


◆ 要するに、菅首相の認識が甘すぎたということ。

 菅首相は、ことがこんな大騒動になるとは思っていなかったのですね、たぶん。国会での答弁も学術会議に関しては“知らぬ存ぜぬ”の類の答弁が目立ち埒があきません
 私が首相なら、先の6名の方々も普通に任命していました。その方が、ことが穏便にすすみます。ことが穏便に進むほうが、何かと都合がいい。
 学術会議は、さまざまなことに関して専門家として“政策提言”をするのが大切な役割のひとつ。それはそれで必要なことだと思います。そして、“提言”というのは“命令”というわけではない。[ #政策提言 ]
 提言を聞く聞かないは最終的には政府が決めること。提言を聞かない場合も当然あり得る。要は、提言内容を世論がどう受け取るかがポイントになるのだと思います。


◆ 政府が学術会議の提言と違う方向で意思決定するなら、正々堂々と学術会議との論陣を張ればいい。

 国民に見えないところで画策すると、ことがややこしくなる。 挙句に、“人事のことなので理由は言えない”などとうさん臭い詭弁の言い訳しかできなくなる。[ #裏で画策 ]
 実際には、関係者の多くが“陰の総理”と揶揄する杉田官房副長官なる人の采配で、時の政権に対して批判的なことを言いがちな学者は任命から外れたに違いない。(→ 注1)
 その程度のことは、誰にでも、容易に想像できる。日本の象徴ならすばらしいことですが、日本の陰の総理などはあってはならない。総理は選挙で選ばれるべきもの。[ #陰の総理 ]

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●(注1)  杉田官房副長官のことについては、2020.10.14の雑誌記事 『「学者6人排除」の真犯人 官邸牛耳る“陰の総理”杉田官房副長官の思惑』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3lTsQ3m

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