共感工房 “コロナ入院を総括する”

◆ 私は、今回のコロナ入院で、さまざまなレベルのコロナの実態を認識できました。

 人一倍用心深い私がコロナに感染したのが、どうにも腑に落ちない。

 私の場合、専門医が自信ありげに強調していた“家族からの感染”ではない。私の唯一の同居人の奥さんは、今もコロナに感染していない。

 と言うことは、私がどこかでコロナウイルスをもらってきたということになる。

 でも、私は、数日に1回スーパーなどに買い物に行く程度で、その時もマスクはしているし、人と話すこともない“自動レジ”で清算する。コロナ騒動以来、外食もしていない

 私は元々“人混み”が嫌いで、通勤も電車やバスなどではなく、あえて“原チャリ”にしているほど。[ #人混み嫌い ]


◆ 私の場合、考えられる感染源は職場。思い当たるフシもある。

 私の職場は病院の給食センター。そこは、コロナの隔離病棟もある総合病院だけに、当然ながら、コロナの院内感染には細心の注意をしています。

 コロナ患者が搬入されてきたら“コードA”という警報が館内に発令され、患者がコロナ病棟に収容されるまで全員が廊下に出ることも禁止されています。

 まぁ、これだけ徹底されれば、院内での空気感染はまずない。と、私も、安心していました。[ #院内の空気感染 ]

 でも、上には上がいるもの。今回、久留米市内の大病院のコロナ隔離病棟に入院して驚きました。


◆ そこは、“隔離意識”が徹底されていました。[ #隔離意識 ]

 医療廃棄物やおむつや患者の食事の残飯などを含め、隔離エリアで発生するすべての汚染物は隔離エリアから外には出さない。そんな発想が隔離という考え方のようです。[ #汚染物は隔離エリアから外に出さない ]

 それらは毎日専用のごみ収集用の段ボール容器に厳重にパッキングして専門の業者などに処理を頼んでいる。もちろん、今現在も、感染者に提供される食事は“使い捨て容器”。

 このやり方は誰が考えたのか聞いたら、管轄の保健所と一緒になって考えたのだとか。さすが久留米市。そう考えると、私の職場はまだまだズサンな感じ。

 私の職場では、現在は使い捨て容器ではなく一般的食器で提供されており、可能性は低いとしても、“汚染物がダダ漏れ”状態なのです。[ #汚染物がダダ漏れ ]


 蛇足ですが、所轄の保健所によって考え方やスタンスなどが微妙に違うのが実態らしい。必ずしも対応が統一されているわけでもない。そんな、行政の不手際もありそう。

 久留米市を管轄の保健所は“隔離を徹底させる”スタンスで、私の職場を管轄する保健所は目先の“管理コスト”的なことを優先して考えるスタンスらしい。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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