共感工房 “外国語は耳から習得するもの”

◆ 私も、経験上、そんな気がしていました。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 多言語の習得は「音」から 脳領域特定、文法理解早く ⇒ https://x.gd/LdBrm ■

 複数の言語を習得する際に共通して活発に働く脳の領域を特定したと、東京大などのチームが英科学誌「サイエンティフィックリポーツ」に発表した。

 これまで学んできた言語のリスニング能力が高い人ほど、新しい言語の音声を聞いている際にこの領域が活発化し、文法の理解が早かった。

 チームは「言語を学ぶ上では、まず音から入るのが基本だと裏付けられた」と指摘する。


◆ つまり、“会話”が語学学習の基本だということ。

 赤ちゃんがどうやってことばを覚えていくのかを考えると、良くわかると思います。

 いきなり文法が云々を教えようとしても、赤ちゃんは相手にしてくれない。要するに、ことばは、普段の会話の中から、少しずつ自然に覚えていくものなのだと思います。[ #ことばは会話から学ぶ ]

 私は、ソウルオリンピック前に、これからしばらくは韓国は急成長すると判断し、韓国で“一旗揚げる”つもりで、まずは、韓国に語学留学することにしました。

 でも、どの大学が良いかとなると、見当がつきません。そこで、当時、東京の池袋にあった“駐日韓国文化院”というところに、相談に行きました。

 当時は、ソウル大学と高麗大学と延世大学と梨花女子大学に、外国人に韓国語を教えてくれる機関があり、中でも、延世大学の語学堂は評判が良いと教えてくれました

 延世大学の語学堂では会話中心に授業をすすめ、韓国の文化を題材にした教材などを作っているのだとか。


◆ 私は、中学から大学までそれなりに英語を勉強してきていましたが、さっぱり英語ができないばかりか、英語嫌いになりました。

 日本の外国語教育は、会話よりも理屈を詰め込みたがる傾向があります。言語学などの研究者ならそれでもいいかもしれませんが、普通の人はそんな教育はめんどうなだけ。

 私は、韓国語で英語学習の失敗を繰り返すのは、まっぴらごめん。[ #英語学習の失敗 ]

 そこで、駐日韓国文化院で会話中心の延世大学に入学の手続きをし、“留学ビザ”の取得に必要な入学許可証などをもらうことも出来ました。

 語学堂への留学は、思っていた以上にすばらしいものでした。

 当時の延世大学の韓国語学堂は生徒の半数が日本人で、残りの半数が在外韓国人とその他の外国人でした。先生の多くは、社会学系の“オーバードクター”で、教養も高い。

 延世大学の韓国語学堂は、外国人に対する韓国語教育のノウハウ蓄積がすごい。[ #ノウハウ蓄積 ]


◆ 余談ですが、韓国に留学する人は、NHKの“やさしい韓国語”などで予備的な勉強をする人が多いようですが、あれは、やめておいた方が無難。

 あれで初期の勉強をした人は、“韓国語をカタカナで発音するクセ”がつくらしい。それでは、英語と同じ。語学堂の先生はそのクセを矯正するのに苦労していました。[ #妙な癖 ]

 いつまでも、会話が上達しない。私など、そんな勉強はする気もなく、韓国語は全く知らなかったので、逆に、先生からは発音がすばらしいと褒められました。

 もっとも、最初の1カ月ほどは苦労しました。まさに、“あいうえお”のレベルから発音を叩き込まれる。でも、妙な癖がついていないので、上達は早いのです。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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