共感工房 “日本は世界中が認める技術力の国”

◆ 久しぶりに、気分のいいランキングを見ました。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 日本が上位に!「技術力のある国」ランキング・トップ15 米誌 ⇒ https://is.gd/PPumRJ ■

 米USニューズ&ワールド・レポート誌は、「最も技術的専門知識がある国」ランキングを発表している。それによると、最新版であり第7回目の発表となった2022年版ランキングは、次のような顔ぶれとなった。日本の名もかなり上位に挙がっており、技術立国としての健在ぶりを世界に示している。

 ランキングはアンケート調査に基づく質的評価から算出されている。対象となる73の国について、世界の1万7000人以上の回答者に、各対象国がどの程度「技術的専門知識」の属性と関連していると言えるか、見解を訊ねた。

●15位:インド 技術的専門知識スコア:37.4
●14位:フィンランド 同スコア:38.7
●13位:スウェーデン 同スコア:39.8
●12位:アラブ首長国連邦 同スコア:43.2
●11位:イスラエル 同スコア:48.5
●10位:カナダ 同スコア:51.1
●9位:スイス 同スコア:52.5
●8位:ロシア 同スコア:58.2
●7位:イギリス 同スコア:65.8
●6位:シンガポール 同スコア:72.9
●5位:ドイツ 同スコア:90.9
●4位:アメリカ 同スコア:92.7
●3位:中国 同スコア:96.2
●2位:韓国 同スコア:97.3
●1位:日本 同スコア:100.0

 日本の技術的専門知識のスコアは100.0となり、調査対象の全73ヶ国のなかで唯一満点を獲得した。「イノベーション」「熟練した労働力」「デジタルインフラの発達」でも100.0のスコアを確保したほか、「教育人口」「(物理的)インフラの発達」でも99点台を記録しており、高いレベルを誇っている。


◆ まぁ、妥当な順位と思いますが、日本が“満点”を獲得したということには少し驚きでした。

 これもひとえに、この20年の間私が“生活文明郷”という日本のビジョンの中で提案していた“技術貿易立国”という考え方を、日本の先進的企業たちが推進してくれた結果(→ 注1)

 20年前には、“技術流出”的な発想で、先端産業技術を海外で展開することに懸念を示す了見の狭い専門家も少なくありませんでした。私などバカにされることもありました。[ #技術流出 ]

 でも、今では“消費地生産”はあたりまえ。なぜならば、消費地生産でないと、雇用拡大や技術力向上などに対する相手国のメリットがないし、貿易摩擦だけが深刻化する。[ #消費地生産 ]

 資源のない国が世界で大きな影響力を発揮していくには、技術力を磨いてそれを輸出していくしかない。技術力さえあれば、世界のどんな国でも支援できる。

 インドや中国や韓国が技術力で台頭してきているのも、実は、日本企業が様々な形で支援してくれたおかげです。


 蛇足ですが、上位の国は、すべて教育に熱心な国。

 “教育は国家百年の大計”とは良く言ったもの。教育は一朝一夕にはできない。時間もかかるしお金もかかる。だから、欧州の先進諸国は教育費を国が大々的に支援するのです。[ #教育は国家百年の大計 ]

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●(注1)  “技術貿易立国”の考え方などについては、2019.08.11のブログ 『技術貿易立国というキーワード → http://bit.ly/2OYWaaH 』、2007.02.24のブログ 『生活文明郷-ビジョン → http://bit.ly/1lsxD8A 』、2007.03.12のブログ 『技術貿易立国だ-10 → http://bit.ly/2Ez6qQA 』などをご覧ください。


#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房


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