天の邪鬼’ @政党というのは所詮は“ブランド”にすぎません


◆ 同感。前原氏は、なかなかの人物だと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 民進分裂「全て想定内」=前原氏【17衆院選】 ⇒ http://bit.ly/2g99Crf     民進党の前原誠司代表は3日、枝野幸男元官房長官が立憲民主党を旗揚げし、結果的に民進党が希望の党と立憲民主党に分裂したことについて「全てが想定内だ。政権交代可能な状況をつくらないといけない。自分の判断は正しかったと思っている」と強調した。


◆ 民進党は役割を終えた政党だったのです。

 多様な人たちの寄せ集めの民進党(民主党)をひとつにまとめていたのは、私が大嫌いなタイプの政治家の小沢一郎氏でした。
 小沢氏の政権奪取の気迫だけで民主党はひとつにまとまっていました。小沢氏が民主党を抜けた後は、まさに“ガラクタの寄せ集め”のような党になりました。[#ガラクタ]
 私の知人などは“ミンス”と小馬鹿にしていました。小馬鹿にされるようでは何をしてもダメ。“敵ながらあっぱれ!”と言われるような政党にならなければなりません。
 ビジョンもなく単に政権交代のみをめざしても、政権交代でその目的は達します。要するに、役割を終えてしまうのです。あとは、やることがなくなる


◆ 終戦後の日本を統治したマッカーサー元帥の“老兵は死なず、ただ消えいくだけ”の心境でしょう。

 小泉純一郎氏は“自民党をぶっ壊す”と、自民党から守旧派(→ 私は、利権派と言っています)を抵抗勢力として追い出し、自民党を立て直しました。
 政党は同志の集まり。同じ志の者だけなのが理想ですが、長年やっていると妙な人も増えてくるもの。いわば、“政党の垢”も溜まってきます。[#政党の垢]
 前原氏は、希望の党に寄りかかることで、垢が溜まった民進党(党と言うより、同志)を立て直そうという発想なのでしょう。それはそれで、ひとつの戦略だと思います。
 小泉氏は自民党という“ブランド”に愛着がありすぎてそうするしかなかったのですが、前原氏は民進党というブランドはどうでも良かったのでしょう。[#ブランド志向]
 私は、どちらかと言えば、小泉氏のタイプ。ブランドには固執します。ライターやマフラーやネクタイなどの男のオシャレアイテムは、“ダンヒル”しか使う気になりません。


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