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題... 最も“覇気”が感じられない自民党党首でした

◆ どんな結果になるか、見当がつきません。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 衆院解散、31日投開票 コロナ・経済再生争点―4年ぶり政権選択【21衆院選】 ⇒ https://bit.ly/3lGFDcg     衆院は第205臨時国会会期末の14日に解散された。政府は続く臨時閣議で「19日公示―31日投開票」の日程で第49回衆院選を行うことを決定。与野党は事実上の選挙戦に突入した。新型コロナウイルス禍の中で初の全国規模の国政選挙となり、コロナ対策や経済再生策が最大の争点。   自民、公明両党と、共闘を組む立憲民主党など野党が争う構図で、4年ぶりの政権選択選挙となる。


◆ 今回の総選挙では、国民受けする“スター”がいない感じ。

 コロナへの対応は誰がやっても似たようなものだと思いますが、問題は、経済再生策
 昨日の夜は、テレビ朝日で、各党党首を集めた各党の主張を聞く番組を見ましたが、中でも、一番“覇気”が感じられなかったのが自民党の岸田党首でした
 今更ながらではありますが、自民党は、河野太郎氏ではなく岸田文雄氏を党首にしたのは失敗でした。岸田文雄氏のような経済運営スタンスでは日本経済の再生はできません。
 岸田氏は、発想のスタートからしてなっていない。アベノミクスがうまくいった経済政策だと思い込んでいます。おそらく、本心からそう思い込んでいるに違いありません。
 だから、その延長で経済を考えている岸田氏は、何か、的外れでトンチンカンな印象を感じてしまいます。株式市場は、そのあたりのことを敏感に読んでいます。
 なので、岸田政権になっても、普通は政権が代われば“ご祝儀相場”として株価全体は上昇するのに、岸田政権では、株価はジリジリ下がっています。[ #ご祝儀相場 ]


◆ 安倍政治で“新自由主義”が失敗したという発想も間違っています。

 安倍政治が失敗したのは、“さまざまな利権に固執する経済スタンス”でした。何かにつけて“利権”を守ろうとするのが安倍政治。それは、新自由主義ではありません。[ #利権に固執する ]
 だから、原発行政にしても厚生行政にしても、昔からの利権を守ったり、新しい利権を獲得することばかりを考え、新しい産業の芽を潰そうとするのです。(→ 注1)
 私は、そんな政治のあり方を“守旧政治”と言っています。守旧派の人々はそれではイメージが悪いからか、それを“保守政治”と言いたがりますが、それは保守とは違います。
 蛇足ですが、私は、昨日の各党党首の主張を聞いていて、新自由主義を最も強く感じたのは、意外にも、立憲民主党の枝野氏でした。
 一部の野党の面々も、少しは、経済の考え方がわかるようになっているようです。もしかしたら、野党は、けっこう躍進できるかも!

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●(注1)  アベノミクスが利権に固執する経済政策だったということについては、2021.09.24のブログ『自民党総裁選挙は2回目がポイントになりそう』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3lF8IF1

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