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題... 最近の夏は、とにかく、暑い

◆ これだけ暑いと、私は、外出したくなるなるし、仕事もしたくなくなります。

 私の派遣仲間が心身症が原因で(しばらくの間)社会からリタイアするハメになったのも、私は、この異常な暑さが少なからず影響していると考えています。(→ 注1)
 これほど極端な暑さが続けば、心身の疲労が尋常ではない。[ #心身の疲労 ]
 彼は“人が好い”タイプで、周りの言いなりで黙々と仕事に励む人。派遣会社や派遣先の言いなりで、派遣会社や派遣先にとっては重宝な人。[ #人が好い ]
 そういう面では、私と正反対の人。私は、天の邪鬼で、“人が好くない”。
 彼のような、いわゆる人の好い人が、一番、危ない。危ないというのは少し語弊もありますが、自分で自分を滅ぼすリスクが高いというニュアンス。
 人が好いタイプは、“内に籠る”傾向があります。最近そんな人が多いのですが、彼も、昼食は食堂ではなく自分の車でひとりで食べていました。これは、まずい兆候です。


◆ 彼は、24時間の完全休養日は、ここ最近、週に1日くらいしかありませんでした。

 日勤のフルタイムの仕事日は月に5~6日前後。その他は、午後のシフト(午後1時~午後4時)や夜のシフト(午後6時半~午後9時)。で、結果的には、週1日の休み
 彼の場合、人の好さは、勤務シフトに表れています。彼は、午後のシフトの後に夜のシフトが続く日も多い。午後と夜の間の2時間半は賃金なしの、会社待機。
 私も派遣先から打診されましたが、私は、そんなバカバカしいシフトは二つ返事で断りました。“ダメです、そんなバカバカしいことはできません”。
 個人の選択なのでやりたい人はやってもいい。労働時間的な面では労働基準法もクリアしている。体力があれば、短期間ならできます。でも、心身の疲労は蓄積します
 一番の問題は、そんなに頑張って仕事をしても、時給制の派遣労働者は、収入が増えないということ。彼も、月の賃金は大幅に減っていました。ほぼ、半減。[ #収入半減 ]


◆ 本来、私らの派遣契約は、月に20日前後のフルタイム日勤という契約。

 なので、派遣会社の担当営業に、“何とかしてやれよ”とアドバイスしていました。
 “明らかな雇用契約違反。派遣先と交渉するなり、別の派遣先を紹介してやらないと、彼は潰れるぞ”と半ばおどしのように、やかましく言っていました。
 でも、担当営業がだらしないのか、コロナ騒動で急激に雇用状況が悪くなったためかはわかりませんが、言ってもラチはあかない
 まぁ、こんなことは、現場の管理者に言っても仕方がないことはわかっていましたが、天の邪鬼な私は、言わずに見過ごすことはできません。“因果な性分”。[ #因果な性分 ]
 仲間の彼には、午後と夜のシフトの間の会社待機の休憩時に、私も1時間ほど居残りして、悩みを聞いていたのですが、“この状態では生活できない”と悩んでいました


◆ 蛇足ですが、近年の地方の派遣先は、いわゆる“3K的な仕事”ばかり。

 つまり、「きつい (Kitsui) 」「汚い (Kitanai) 」「危険 (Kiken) 」が3Kの正体。
 昨今はコロナの影響もあって、全般的には雇用情勢はタイトな印象。[ #雇用情勢はタイト ]
 全般的には雇用はタイトでも、派遣先の担当に聞くと、募集をかけても応募してくる人は少ないという。ということで、私の派遣先も、一部の工程は深刻な人手不足が続いています。
 で、結果的には、私の仲間のような派遣労働者にそのしわ寄せがくる。
 そういうことまで考えると、“最低賃金”を上げることが大切なのです。そういう職場の多くは、最低賃金スレスレのところが多いのが現状。だから、応募も少ない。[ #最低賃金 ]
 世間には、まだまだ、最低賃金を上げると潰れる会社が多くなってまずいと考える人が多いのが現状。実は、そうではない。これについては、注意2のブログを参照ください。(→ 注2)

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●(注1)  仲間が心身症になったことについては、2020.08.24のブログ 『仲間が“心身症”になったようです』をご覧ください。[→ https://bit.ly/2Eqaozo
●(注2)  最低賃金をあげることが大切ということについては、2020.01.07のブログ 『最低賃金の大切さ』をご覧ください。[→ https://bit.ly/2YB6WbZ

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