共感工房 “すばらしい経営判断だと思います”

◆ 私は、遠慮なく、どんどん値上げすべきと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ スタバ、最大28円値上げ 15日から、飲料の8割超 ⇒ https://x.gd/tsRQa ■

 スターバックスコーヒージャパン(東京)は2日、コーヒーなど定番飲料の8割超を15日から値上げすると発表した。税別の値上げ幅は4~28円。

 光熱費高騰に加え、人材への継続的な投資などが理由で、同社の値上げは昨年4月以来。


◆ 近くにスターバックスはないので、私はスターバックスにはいかないのですが、日本は外食市場の料金が安すぎる。

 こんなに安くては、まじめに働いてくれる人は少ない。どんどん値上げした方が良い。

 今の料金では人件費をカバーできないなら、遠慮せずに値上げするのは“お国のため”でもある。結果的には、その方が日本経済全体にもいい影響があるはず。[ #お国のため ]

 値下げして“安売り”するということは、“ライバル企業を潰して利益を独り占めする”という発想。それは、かつて、“ダイエー”がとっていた“失敗の戦略”です。[ #失敗の戦略 ]

 その結果、ダイエーは潰れました。強引で独りよがりな戦略では生き残れません。企業は、従業員も含めて、みんなが豊かになるように経営しないとダメなのです。


◆ 私が以前勤めていたコンサル会社に、ダイエーで店舗開発的な仕事をしていたコンサルがいました。

 その人はダイエーで飲食関係を専門にしていたのですが、その人から聞いた話では、ダイエーは新しい店舗を作る時に、立地調査的なことはほとんどしないのだとか。

 ホントなのか冗談なのか知りませんが、“イトーヨウカドーの前に店舗を作れ”という通達が、社内でまことしやかに流れていたようです。

 当時、イトーヨウカドーは、スーパー業界で抜群の経営手法や考え方と評価されていた企業でした。なので、ヨウカドーが進出しているところに店舗を作れば間違いない。

 ダイエーの経営陣は、そんなところに店舗を作り、頑張ってヨウカドーを潰せばいいと考えていたのでしょう。ダイエーは何のために会社を作ったのか?


 日本全体が高度成長期にはダイエーの強引な戦略も高く評価されていました。でも、それは、たまたま当時の環境に合っていただけ。私流には、ダイエーの戦略は落第でした。[ #環境に合っていた ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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