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題... お役所版の“白い巨塔”なのかも

◆ 私も、そんな気がしていました。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 河野氏、厚労省分割「一つの考え方」 高市氏は海保法改正に意欲 ⇒ https://bit.ly/3tvLrYm     河野太郎規制改革担当相は11日の読売テレビ番組で、厚生労働省の組織再編に関し、「かつてのように厚生省と労働省を分けることも一つの考え方としてある」と述べた。理由については「社会保障がこれからの大きなテーマになる。きちんと国会などで議論できる体制をつくっていく必要がある」と説明した。


◆ 実は、私は、以前からそんな気がしていました。

 それは、旧厚生省内部の、部外者には想像もできないようなわけのわからない内幕を暴露してベストセラーになった“お役所のご法度”を読んたのがきっかけでした。[ #お役所のご法度 ]
 もう30年近くも前のことなので具体的な内容は忘れましたが、旧厚生省というところは、とてつもなく閉鎖的で辛気臭い役所なのだなという印象をもちました。
 中央の役所は押しなべてそんな類の印象もありますが、私が文部省の調査策定の仕事をした時には、堅苦しさは感じても、特に辛気臭い類の印象は感じませんでした。
 閉鎖的で辛気臭い組織文化は、もしかしたら、旧厚生省特有のお役所文化なのかも。何か、お役所版の“白い巨塔”のような組織文化ではないでしょうか? [ #お役所版の白い巨塔 ]
 旧労働省と統合されて、そんなうさん臭さも一掃されたかと思っていましたが、そうでもなかったようです。


◆ 今回のコロナ騒動への当局の対応を見ていて、あらためてそれを確信しました。

 所管分野はどんなことがあっても手放さない。これは、他の者(たとえば、民間など)に自分の“領分”を侵させるわけにはいかない的な“縄張り意識”のようなものですかね? [ #縄張り意識 ]
 そんな意識に凝り固まっているので、世界中がPCR検査でコロナの感染実態を把握しようとしている時も、PCR検査をさせないというトンチンカンに固執しました。
 私から見れば、もはや、すっとこどっこいの“馬鹿者”です。[ #すっとこどっこい ]
 現状が正しくわからなければ、対応のしようもない。結果として、本来なら隔離治療すべき感染者に“自宅隔離”を強要するという本末転倒なことをするハメになりました。
 これは、明らかな“行政の失敗”だと思います。旧厚生省特有のそんな閉鎖的で辛気臭い組織文化を打ち壊さない限り、また、同じことが繰り返されると思います。[ #行政の失敗 ]

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