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題... ホンダが“空”の事業に乗り出すらしい

◆ ホンダが“空”に本格的に乗り出すらしい。

~~< 以下 引用 >~~   ■ ホンダ、「空の移動革命」に参入 垂直離着陸機、30年以降に実用化 ⇒ https://bit.ly/3uq4yUa     ホンダは30日、垂直に離着陸して飛行する「eVTOL」(イーブイトール、電動垂直離着陸機)の開発に着手したと発表した。空を移動する新たな乗り物として北米で実証実験を始め、2030年以降の実用化を目指す。欧米や中国などが先行する「空飛ぶクルマ」による「空の移動革命」に参入し、巻き返しを急ぐ。       ■ ホンダ、小型ロケット進出 月面作業ロボを研究開発 ⇒ https://bit.ly/3kWns1N     ホンダは30日、人工衛星用の小型ロケット事業に進出すると発表した。再使用できるロケットを想定し、2030年までの試験機打ち上げを目指す。月面で作業できる遠隔操作ロボットの研究も進める。宇宙関連分野を新たな成長領域と位置付け、自動運転車の開発などで培った自社技術を生かし、研究開発を加速させる。


◆ こんな製品なら日本国内でもニーズは高そう。市場規模も小さくはない。

 いわゆる自動車産業は、私から見れば、成長産業ではなくなった気がします。既に、さまざまなタイプの車種が出尽くした印象も受けます。
 ホンダは、元々、エンジン技術では世界一のレベルで、F1でも大活躍していました。でも、一般車は、競争が一段と激しくなっているし、ガソリンエンジンの先行きも暗い。
 ホンダが車で大成功しているのは、“ホンダNボックス”に象徴される小さなクラスで、大きなクラスではそれほど成功はしていません。ホンダが得意なのは小さなクラス。[ #ホンダらしさ ]
 トヨタは“レクサス”に象徴されるような大きくて高級なクラスでも成功していますが、なぜか、ホンダは大きな高級クラスはあまり得意ではないらしい。


◆ ホンダは、メーカーとしての活力を維持するためにも新しい成長分野が必要なのだと思います。

 ホンダは技術者集団で、技術者がおもしろがって取り組んでくれる分野が必要です。決まったことを淡々とやってくれるタイプの技術者は、ホンダには少ないと思います。
 それがホンダらしさでもあるし、ホンダの活力の源なのだと思います。
 アメリカで生産を開始した“小型ジェット”も、実は、そんなホンダの考え方の一環だったと思います。小型ジェット機事業がそれほど大きな市場とは、私は思いませんでした。[ #小型ジェット ]
 むしろ、今回の垂直離着陸機事業とか小型ロケット事業の方が市場としての規模が大きい。ホンダは、小型ジェット事業で獲得したノウハウもあるので、きっと成功するはず。[ #垂直離着陸機 ]
 小型ジェットの本拠はアメリカで、同種の技術はアメリカにあるから、垂直離着陸機事業もアメリカ拠点になるのだと思いますが、いずれにしても、ホンダは楽しみ
 お金にゆとりがあれば、ホンダの株でも買っておきたいですね。

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●(注1)  ホンダの小型ジェットのことについては、2019.09.12のブログ『通貨安は発展途上国の政策です』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3ihEXbh

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