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題... “神の見えざる手”を想像してしまう

◆ まぁ、そんなところだと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■投入ロ軍、4分の1が「戦闘不能」 精鋭部隊再建に数年―英国防省分析 ⇒ https://bit.ly/3kAOTgD ■

 英国防省は2日、ロシア軍がウクライナ侵攻で被った損害に関する包括的な分析結果を公表した。それによると、ロシアは侵攻開始時、全地上戦闘能力の約65%に相当する120以上の大隊戦術群を投入し、うち4分の1以上が「戦闘不能」になった可能性が高い。

 大隊戦術群は700~1000人の兵員で構成する。空挺部隊を含む精鋭部隊が最も大きな打撃を受けており、国防省は部隊再建に「恐らく数年を要する」と見込んでいる。


◆ 私流に見れば、ロシア軍も今回の作戦の失敗で大切なことを学習したことを忘れてはいけません。

 要は、旧来型のロシア軍の作戦は現代の戦闘では使えないという点。つまり、人海戦術や戦車などのひと昔前の戦闘装備では現代の戦闘には勝てないということ。

 アメリカ流の近代的ミサイルや爆弾などを大量につぎ込んで一網打尽にするか、ベトナム流のジャングルなどでのゲリラ戦に巻き込み、ひとりずつ片づけるかしか現代の戦闘に勝てない

 前者はアメリカがイラク戦で証明。アメリカは戦争をはじめた点では失敗でしたが、戦闘には勝利しました。ベトナム流は、ベトナム戦争でベトナムが証明していました。

 アメリカ流は敵地へ侵攻する時には効果的。ただし、巨額な資金が必要になる。近代兵器は安くはないし、ロシアにはアメリカほど戦争に使える資金はないと思います。

 ベトナム流は、自国の領土で敵を撃退する時に効果的でも、敵地侵攻には使えない。


◆ ということは、今のところ、アメリカくらいしか積極的な戦争参加はできないということ。

 そんな分析が、私が今回のウクライナ戦争を裏で糸を引いているのはアメリカだろうという点の要旨なのです。

 アメリカが糸を引いているのは、バイデン大統領がというわけでもありません。バイデン大統領も、誰かに踊らされているだけなのかもしれません。“神の見えざる手”。[ #神の見えざる手]

 神の見えざる手とは妙な言い方ですが、私は、以前から指摘している“ジャパニーズ・マフィア”的なしくみが、アメリカの戦争産業関連にもあると想像しています。(→ 注1)

 今回の戦争でアメリカがウクライナへ提供した対戦車携帯ミサイルの“ジャベリン”が好例ですかね?

 実は、あれは30年前の兵器で、次世代型への更新をめざしていたアメリカにとっては在庫処理。ウクライナが効果的にそれを使ってくれれば、アメリカにとっては渡りに船(→ 注2)

 私は、天の邪鬼なので、どうしてもそんな裏事情を考えます。考えれば、戦争はバカげている。戦争からは足を洗うのが良い。やりたい人には勝手にやらせておくしかない。

~~~~~

●(注1)  “ジャパニーズマフィア”については、2006.11.21のブログ 『ジャパニーズマフィア』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2nOckt9 ]

●(注2)  ジャベリン提供はアメリカにとっては単なる在庫処理云々ということについては、2022.04.28のブログ 『兵器にも賞味期限のようなものがある』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3kD8HA0 ]

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