共感工房 “イギリスは良識的判断もできる”

◆ イギリス政府の方針転換は、すばらしいと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 英政府、ネタニヤフ氏への逮捕状請求に反対せず 方針転換 ⇒ https://x.gd/Le9BQ ■

 英政府の報道担当者は「(逮捕状発行への反対は)前政権の提案だが、総選挙前にはその手続きはとられていなかった」と指摘。労働党の現政権は「裁判所が判断すべき問題との長きにわたる立場に則って(前政権の方針を)追求しない」と続けた。

 英国では今月初旬の総選挙で労働党が保守党を破って勝利し、新たな政権を樹立していた。ICCのカーン検察官は今年5月、ネタニヤフ首相、イスラエルのガラント国防相やイスラム組織「ハマス」のガザ地区最高指導者のシンワル氏ら幹部3人に戦争犯罪や人道犯罪の罪で逮捕状を請求する方針を示していた。

 逮捕状が発行されれば、ネタニヤフ氏らが英国やドイツなどICCに加盟する124カ国に渡航した場合、逮捕される恐れも出てくる。


◆ イスラエルのガサ地区での目に余る暴挙は、許してはいけません。

 ロシアのプーチン氏は自国の都合でウクライナに侵攻し、アメリカの音頭取りでICCから“戦争犯罪者”として逮捕状を出されました。[ #戦争犯罪者 ]

 でも、ガサ地区で同じようなことをしているネタニヤフ氏は、アメリカの庇護の下で、戦争犯罪者にはなっていない。これは、おかしい。

 私流に見れば、意識的に無抵抗な女性や子どもなどを殺しているネタニヤフ氏のやり方の方がより悪質だと思います。

 かつて、ドイツのヒトラー総統はユダヤ人がよほど嫌いだったのか、ユダヤ人というだけでガス室送りにして殺しました。これは、誰が見ても常軌を逸した行為と思います。

 イスラエルのネタニヤフ氏のガサ地区でのやり方も、似たようなもの。正しいやり方のはずがない。


◆ まぁ、国際司法裁判所から逮捕状を出されても、それですぐに逮捕されて投獄されるというわけでもない。

 この人は、“お尋ね者です”というレッテルを貼られるだけ。世界中に指名手配されるわけなので、自由には外国にも行けなくなります。[ #世界中に指名手配 ]

 しかし、国際司法裁判所のシステムに参加していない国も少なくないから、国際的に指名手配されても、そんな国では逮捕はされません。

 国際司法裁判所のシステムに参加していない国は、アメリカ、ロシア、中国、インド、イスラエル、ウクライナなどの、いわゆる“戦争好き”な国が多い。[ #戦争好き ]

 戦争好きな国は戦争犯罪者も出る可能性が高い。世界中に指名手配されたのでは、自由に外国に行けなくなるので、具合が悪い。


 蛇足ですが、イスラエルに一定の距離を置いている感じのハリス氏がアメリカの大統領になったら、アメリカも方針転換するかも?

 だから、先日のネタニヤフ氏のアメリカの議会演説でも、異常なまでにトランプ氏にオベッカを使った印象。ハリス大統領だけは、イスラエルとしては御免被りたいのです。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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