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題... 政治で大切なのは理屈です

◆ 麻生氏らしいと言えば、麻生氏らしい。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 麻生太郎氏「理屈じゃねえんだよ」と国葬で岸田首相に圧…ダンマリ決め込む姿勢に“説明して”と批判噴出 ⇒ https://bit.ly/3TIJHaV ■

 安倍元首相が亡くなってから一週間も経たずして国葬の実施意向を表明した“言い出しっぺ”の岸田文雄首相(65)。しかし、記事によると、当初は内閣と自民党の合同葬という形で進む方向で進んでいたが、麻生太郎副総裁(81)がこれに反対。

 そして、麻生氏が岸田首相に対して、3回も電話し、最後には「これは理屈じゃねえんだよ」と強い口調で説得したという。

 近く行われる国会の閉会中審査で国葬について説明を行うとしている岸田首相。開催直前での説明に対しては“後手後手”“いきあたりばったり”という批判が相次いでいるが、岸田首相に圧をかけたとされる麻生氏がこれまで“丁寧な説明”をした形跡はない。


◆ なぜ国葬にしないとダメなのか知りませんが、私が麻生氏のことを“隠れ抵抗勢力”と揶揄するのも、そんな麻生氏に人格的な欠陥を感じるからです。

 政治で大切なのは理屈。でも、麻生氏は自分の理屈を説明できない。幼少の頃からわがままに育てられ、何かを理屈で説明する必要もなく、偏った人格になったと思います。[ #わがまま放題 ]

 麻生氏は、そんなひねくれた性格が口元に表れています。私は、かつて、麻生氏のことを“口曲がり宰相”と揶揄していました。(→ 注1)

 そして、火の粉が自分に降りかかってきたと感じれば、今度は“知らんフリ”を装い、変わり身は早い。信用できない。

 小泉自民党の時代、構造改革に反対すれば自民党から追い出される。現に、自民党の重鎮だった亀井静香氏は、構造改革に反対し、あっさりと自民党から追い出されました。

 自分も自民党を追い出されるようなことにでもなったら大変なので、麻生氏は構造改革に賛成するフリを装うことにしたのだと思います。

 麻生氏は、信念があるというよりは、要領が良いだけの人。[ #要領が良いだけ ]


◆ 岸田首相は、そんな圧力をかけられても、逆に知らんフリしておけばいい。自分が首相なのです。

 小泉氏の郵政民営化の法案が大詰めに来た時のこと。小泉氏の派閥の領袖である森喜朗氏は、小泉氏に郵政民営化をやめるよう説得しに、夜中に首相公邸に押しかけました。

 もちろん小泉首相は、わざわざ先輩が来てくれれば会ってくれます。小泉氏も礼儀は心得ている。でも、缶ビール1本でもてなし、体良く追い返していました

 森喜朗氏は、帰り際にロビーでテレビカメラにつかまり、缶ビールの空き缶を手に相手にされなかったと悔やんでいました。あれは、コメディのような傑作なシーンでした。

 首相たる者、それくらいの気概でことに当たってほしいものだと思います。岸田首相には、そんな気概は見られません。こんな有り様では、岸田首相には何も期待できません。[ #気概 ]


 蛇足ですが、記事には、国葬の費用が2.5億円とか16.5億円云々という指摘もありましたが、それは大した問題ではありません。

 “アベノマスク”などに500億円以上も無駄遣いしたのに比べれば、国葬の費用など些細な金額。大切なのは、“なぜ国葬にすべきか”なのです。[ #なぜ国葬にすべきか ]

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●(注1)  麻生氏は“口曲がり宰相”ということについては、2020.07.13のブログ 『トランプ氏も、やる時はやるのですね』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3RJIIpk ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房


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