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2019年6月の記事一覧
やっぱり異様な日本の英語教育 元凶は大学の怠慢
日本の英語教育の異様さ。
高校までの英語教育の目的・理由を推測してみると、
■将来、職場で英語が必要になるのに備えるため? ならば、英語を話す・聞くを最初の目的にすべきなのだろうが、現状はそうなっていないし、英語がほんとうに必要な職場はまだまだ少数だろう。
■大学に入学してから必要だから? じっさいには、入学後、英語がそれほど必要ではない大学の学部はたくさんある。
■海外旅行で便利だ
Angelina Jolie さんが TIME に寄稿 世界の難民増加は1日あたり3万7千人!
アメリカの俳優・Angelina Jolie さんは、国連の難民高等弁務官付け特使でもある。
そのJolie さんが、TIME の寄稿者としても活動をはじめた。初寄稿は、
"What We Owe Refugees"
と題する2019年6月19日の記事。
https://time.com/5609562/angelina-jolie-refugees-help/?utm_source=ti
父親らしさとは、 "Let me show you what it’s like to be a man." と言えること
アメリカで「母の日」がはじまったのが1908年。すると、父親に育てられた女性が、「母の日」があるなら「父の日」も、と提唱した。
ファッション産業がこのアイデアに目をつけて宣伝したことから、徐々に浸透。1972年、正式にアメリカの記念日になった。
https://time.com/5606271/how-to-be-a-good-father/?utm_source=time.com&utm_m
英語用のOS =発音力と文法力をインストールすると、私たちの身体は英語のパフォーマンスをする
オペレーティングシステム(OS)とは、
「コンピュータのハードウェアとソフトウェアを管理する、最も基本的なソフトウェア」(坂村健『大人のための「情報」教科書』数研出版、2003年、220頁)
のこと。
OS が「最も基本的」である理由は、「ハードウエアを直接動かす」ためのソフトウェアだから。(同書220頁)
ということは、もし OS がなければ、ハードウェアは動かないことになる。
これと
米ボーイ・スカウトへの落胆 この傷は癒されるだろうか
米国のボーイスカウト the Boy Scouts で、男の子に対する sex abuse (性的虐待)が長年にわたって多発していたことが明るみにでて、問題になっている。
カソリックの神父が子どもに性的虐待をおこなっていたことが大きく報道されているが、この報道に刺激されて、被害にあった元ボーイスカウトたちが発言 come forward したり、訴訟を多く起こしたことから、問題の深刻さが認識され
ローマ字読みと和訳ぐせ 英語への障害から通路へ
日本で英語を習得する場合、障害になっているのは、ローマ字読みと和訳ぐせだと思う。
小学校で習うローマ字は、もともと日本語をアルファベットで表記するために、日本で工夫された独特の文字体系である。
ところが、ローマ字は英語のアルファベットと同じ文字なので、英語を見たときも日本語風の発音で読んでしまう人が多い。
しかも、the を「ザ」と読むように、日本人の英語感覚にはローマ字読みでさえないカタカ
英語の思考方法から出発する
高校から大学の物理の勉強に良いと評判の、前野昌弘『よくわかる初等力学』(東京図書、2013年)の冒頭に、こんな話が書いてある。
<相撲取りと小学生が相撲をとったとする。このとき、相撲取りが小学生に及ぼす力のほうが、当然大きい>
こう考えるのは、物理学的な理解としては間違っているのだが、どこが間違っているか、自信をもって答えられる学生は少ないという。
著者はいう。
「例えばあなたが『物理の大