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【コラム】「ゴミ拾い」が若者の間でメジャーになってきた理由とその後の定着について考えてみる

みなさん、こんにちは。
株式会社Liberty 代表取締役の三上結香(みかみゆか)です。

昨日は天気が良かったので、鎌倉まで足を伸ばしてビーチクリーンに参加しました。
都内では、アースデイ。
地球環境のことを思い、毎日どこかしらでなんらかの動きがあるのはとても素敵なことですね。個の力は微力でも、個が集まって集団になると力は絶大。

(肝心のゴミの写真を撮り忘れました。。これじゃあただ海に行った人みたいですね。苦笑)

「ゴミ拾い」がよりオシャレに

今回参加したのはビーチクリーン。海を綺麗にするので、ビーチクリーン。そのまんま(笑)
最近ではビーチクリーンの他にも、「プロギング」という言葉をよく耳にします。

プロギングとは、ジョギング(Jogging)とゴミ拾い(PlockaUpp)をかけ合わせた、北欧スウェーデン発祥のスポーツ。プロギングは、誰でも簡単にSDGsの貢献ができると話題。
yahoo newsより

うん、オシャレですね!

スポーツしながらゴミ拾いなんて一石二鳥でしかない(笑)と思っているんですが、プロギングイベントも多数開催されていて話題になっているので私もぜひ参加してみたいと思います。

ビーチクリーンは海まで行かないといけないので、海に近くない人からすると時間が必要ですが、プロギングは都内の至る所で開催されていて、働いている人にとってもサクッと仕事の前後に行けるので嬉しいですね。

個人的には、こんな風にオシャレにすることでより多くの人にとって身近に感じやすく、楽しみやすくなるのが素敵だなと思います。

難しいことを難しいままにするのではなく、より簡単に、誰もがわかるように伝えるということに価値があると思うのです。

若者がオシャレに取り組む環境問題

私が最近気になっているのは、表題の通り、若者がいわゆる「ゴミ拾い」に積極的に携わっていることです。
セレクトショップに来られるお客様で、学生の方は特に環境問題を意識されていて、ビーチクリーンやプロギングに参加されたり、自ら企画される方が多いように感じます。

上智大学のミスコンなんかも、審査基準の中に「SDGsに取り組んでいるか」が入っているとファイナリストの方にも聞きました。

かくいう私も、学生時代に世界学生環境サミットin京都やWorldshiftに参画してから今に至るまで、greenbirdさんのイベントに参加したり、各種イベントに積極的に参加してきましたが、参加者はどちらかというと年上の方が多かったです。

一概にひとまとめするのはよくないとは思いますが、若者がこれだけ取り組んでいるということは、昔に比べて今は「取り組みやすくなってきた」何かがあるのではないかと思いますし、「身近になってきた」何かがあるのではと思います。

あくまでも私の意見ですが、その理由の一つは、ビーチクリーン、プロギング、などオシャレな横文字であることではないでしょうか?
いわゆる「インスタ映え」するスポットでのゴミ拾いは、ミーハーな私はそれだけでも参加したくなります。(笑)

動機が不純?
いいえ、やることが効果的であれば、
その動機はなんでも良いと思います。

持続可能なプロジェクトにするには?

今回も友人と一緒に参加して、地球にやさしい活動ができただけでなく、とっても楽しくて、出会いも広がってめちゃくちゃ良かったのですが、大事なことはこれを続けることですよね。

いつもこういった活動(プロジェクト)の立ち上げから軌道に乗せたあと、さらに飛躍して拡張させていくときに学ばせて頂くのは、実業家であり、ソーシャルビジネスコミュニティ・ワクセルを主宰されている嶋村吉洋氏です。

現在500名を超えるコラボレーターの方々と様々なプロジェクトを立ち上げられていらっしゃいますが、とにかく立ち上げのスピードが速い。そして、一気にプロジェクトを軌道に乗せて、定着させられます。

オシャレさを取り入れることで多くの人が参加しやすくなったゴミ拾い。ここから、それを継続していくにはどうしたらいいか?を考えることが大事だなと感じています。

スタートする動機はなんでもいい。
でもそれを継続するにはやる理由が必要。

私も月に1回はビーチクリーンやプロギングを取り入れようとスケジュールに入れていますが、実際、仕事との兼ね合いでなかなか思うようには取り入れられていません。同じような方はもしかしたら多いのではないでしょうか?

本来なら、こういった社会課題に対して、率先垂範で自分がリーダーシップを発揮して取り組むべきかもしれませんが、私個人が企画したり参加するだけの貢献の仕方には限界があるということを感じています。
だとしたら、プロジェクトの継続は無理なのか?というと、そうではないと思うのです。

私が選択する1つの解決策は、
それを真摯に取り組んでいらっしゃる方を
最大限応援すること。

金銭的にもそうですし、場を提供することもそうですし、集客なのか広報なのか、求められているものを把握して、そのことに対して最大限お役に立つこと、です。

それはまさに、嶋村さんの様々なプロジェクトへの携わり方。キーエンスの滝崎武光氏を尊敬されていることから、ご自身が表舞台に立つのではなくいつも黒子となって周りを応援する。そのことでプロジェクトがスピーディーに立ち上がり、定着し、大きく加速するのです。

私もまだまだ未熟ですが、ゴミ拾いだけに限らず、さまざまな形で想いを形にしたい人たちの背中押しができるような自分であれたらなと思っています!
そのためにも、より高みを目指して日々努力し続けます。

長くなりましたが、今日はここまで。
いつも最後までお読みいただきありがとございます!


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