マヤビニック_箱_2

マヤビニックコーヒーとヤマドリの不思議な縁

ヤマドリ珈琲ではメキシコのオーガニック豆「マヤビニックコーヒーメキシコ マヤビニック」を取り扱っています。これは私達が珈琲屋として初めて焙煎した豆でもあり、主力のブレンドよりも多く取り扱っている馴染みの深い豆です。

マヤビニックコーヒーとは?

マヤビニックコーヒー(以下、マヤビニック)とは、メキシコのマヤ系先住民族によって無農薬・無化学肥料で栽培されているフェアトレード&オーガニック豆です。
さらに詳しい事は日本の輸入元である豆乃木さんによるマヤビニックの解説代表者が熱い思いを語っているブログを参照してください。

豆についてヤマドリ珈琲のオンラインショップでは、

柑橘系の酸味とカカオのようなコクや苦味が複雑に混ざり合い、飲み終えた後もしばらく余韻が残ります。やわらかな口当たりで香りが高いのも特徴です。

と紹介しています。
コーヒーの酸味と苦味を説明する際、よく「バランス」という言葉を使う事があります。しかしマヤビニックだけはその言葉を使うのには違和感があり、「複雑に混ざり合い」という言葉を使わせてもらいました。舌の上に酸味と苦味がケンカすることなく同居している感じがするのです。

マヤビニックとの出会い

とある卸先さんがマヤビニックを仕入れ&焙煎していたのですが、ヤマドリの方でその作業を代行することになったのがきっかけ。

オーガニックゆえの欠点豆の多さやエグさに泣かされるのですが、コツをつかみ上手く焼けるようになった頃から他の豆よりも親しみをもって接するようになりました。それでも欠点率が高くて泣けますけどね。(涙)

特に嬉しかったのは、卸先に勤めているパートの方がわざわざマルシェの出店先に出向き、以前より味が良くなった!クリアになった!と私たちのマヤビニックを褒めてくださったこと。苦労してハンドピックした甲斐がありました。(涙)

他にマヤビニックを取り扱っている珈琲屋さんがある中、マヤビニックを焼いたら日本一ぐらいにはなりたいなぁ~、とちょっとした野望を抱いています。

ヤマドリ珈琲のオーガニック豆はなぜ安い?

ヤマドリではオーガニックでない他の豆よりも安いお値段で販売していますが、これには理由があります。

生豆を商社から購入する場合は多く買うほど1kg当たりの仕入れ値が抑えられますが、保管スペースや消費量の点からやむを得ず少量で買うことも。しかし、マヤビニックだけは卸先だけでたくさん使うので一度の注文で大量購入できます。初めて仕入れた40kgも2ヵ月半を待たずに使い切ってしまいましたし、この記事を書いている最中にも10kg単位の注文が入りました。

卸以外にも広まってほしい

マヤビニックはマルシェでもオンラインショップでもお出ししています。

ヤマドリのマヤビニックは焙煎7日目以降が飲み頃。試しにアイスコーヒーにしてみたところ、酸味と苦味の複雑な混ざり合いがアイスでも出ていて個性的な味がしました。コーヒーゼリー化はこれから試してみます。

マヤビニックのご購入はこちらからどうぞ!


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