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無塩せきって?肉類加工品の添加物は何がよくないの?

中学生になり、我が家のムスメが毎日お弁当を持っていくようになりました。

彼女の大好物はソーセージやハム、ベーコンなどの肉加工品やちくわなどの魚加工品です。

お手軽に準備できるのでお弁当には欠かせないですし、何よりムスメが喜ぶので割に頻繁にお弁当に登場するようになりました。

実はこれらのもの、私がそもそもあまり好きではないというのもあったのですが、添加物の性質上、ある程度大きくなるまでは…と我が家で食卓に登ることはあまりありませんでした。

今ムスメが大好きなのはその反動なのかもしれませんね…。

今日はなぜ私が、特に肉類加工品を避けてきたのかその理由をご紹介したいと思います。 


「無塩せき」とは 

洋風料理でたまにベーコンなどを使いたい場合、私が選んでいたのは「無塩せき」と表示があるものです。

長年お世話になっているパルシステム(生協)の肉加工品は基本「無塩せき」です。

そしてたいがいどのスーパーでも1種類は「無塩せき」のものがひっそりと置いてあります。

「無塩せき」の商品は基本「亜硝酸塩」と「リン酸塩」を使っていません

さて、その2つはどんな目的で使われ、体にどのような影響を与えるのでしょう?


亜硝酸塩

「亜硝酸塩」は発色材として知られています。

・肉の色を固定するほかに、
・肉の臭みを消して独特の風味を付け
・毒素の強いボツリヌス菌の繁殖を抑える


効果があります。

この「亜硝酸塩」は、肉の中の「アミン」という物質と結びつくと発がん性物質を作り出すことがわかっています。

ただ、その量はごくごく微量とのこと。

もちろん体に害を与えることはないことがわかっているため添加物として認められています。

古くは岩塩を使って作られていた肉類の加工品、実はこの岩塩に秘密がありました。

岩塩の中に「硝酸塩」が含まれていて、これが肉の成分と反応し「亜硝酸塩」となり、先に記載した効果をあげるのです。

ということは、「無添加」と言っても、岩塩を使っていれば問題の物質は入っているわけで…。

また、野菜にも多くの「硝酸塩」が含まれていて、一部は体内に入ると「亜硝酸塩」に変わっているそうです。

なのでそれ程神経質になる必要はないのかもしれませんが、私が注目したのは、添加物として使われている「亜硝酸塩」は、それだけを人工的に作りだしている点です。

ビタミンやミネラルについてはまだ未知のことも多く、サプリメントで必要分は取れることは取れるけれど、おそらくミネラル豊富な土壌で作られた野菜などにはまだ知られていない体によい成分が含まれているだろうと言われています。

岩塩も同じようにおそらくまだ未知の、悪いものを打ち消すような何かが含まれているのではないでしょうか?

逆に、効果にばかり注目して取り出された亜硝酸塩にはなんとなく胡散くささを感じてしまうのです。

安い「食卓塩」よりも少しお高い塩の方がミネラルたっぷりで味もよい、のようなイメージです。


リン酸塩

もう一つ、肉加工品で気になる添加物は「リン酸塩」。

肉を結着させるために使われる添加物です。

カルシウムと結合し、カルシウムを体外に排出してしまいます

輸入の冷凍肉などを使うと粘り気が出ないので、大手メーカーではこの添加物を使っているようです。

十分な量の新鮮な肉と塩があれば粘り気は出るそうなので(ハンバーグをこねると粘り気が出てくる、あの感じです)、これは使ってほしくない添加物だと個人的には思っています。


我が家のムスメ、今でこそ大丈夫ですがもっと小さい頃は乳製品や大豆にもアレルギーがあったので、カルシウムがちゃんと摂れるかがとても心配でした。

なので、大事なカルシウムを排出してしまう添加物なんてもってのほか!

というわけで、主にこのリン酸塩を避けるために我が家では市販の肉類加工品を出来るだけ避けてきました。

我が家のような極端な例でなくても、成長期のお子さんがいるおうちではちょっと気を付けたほうがよいかもしれません。


そんなムスメですが、母のこだわりのおかげかすくすくと身長が伸び、間もなく私を追い抜きそうです。

骨折もしたことがないので一安心?!

無塩せきのものより、TVで宣伝しているような一般的なウインナーの方がおいしい!!とうるさいのでしぶしぶ解禁です笑

おかあちゃんは…

添加物とか関係なくソーセージとかあんまり好きじゃないから、お弁当で楽しんでね!



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