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2020/12/27の日常

日曜日の起床時間はだいたい決まって6時。

平日はいつも5時15分に起きていて、45分も余分に寝られるのは嬉しい。

アラームの音でムリヤリ起きず、自然に目を覚ますということは十分に眠れたということで、それがボクには6時なんだろう。

今日は先日から父親と山に行く約束があった。

というのも、お正月にお墓や神社で供えるための花を取りに行くという。
花といっても、チューリップやヒマワリといった花と聞いてパッとイメージするものではない。

榊(サカキ)とビシャコ(ヒサカキ)という葉っぱをボク達は花と呼んでいる。

お墓や神棚に飾るもので、知っている方もいらっしゃると思う。
ボク達はこれを買うのではなく、山に取りに行くのだ。

朝8時過ぎに出発して、取って選別したら10時過ぎになっていた。

葉っぱが虫に喰われてたり成長し過ぎているものもあるので、その場で選びながら取るからそこそこ時間がかかる。

それに、供える場所が多いのも大きな理由の一つ。

この時期の早朝の山は、さすがに冷え込んでいた。

年間通して全国的に暖かい紀南地方の山でも、霜が降りていた。
じっとしているだけだと足がおそろしく冷たくなるくらいだった。

でも、いざ作業にかかると身体を動かすから多少の薄着でも温かくなって背中に少し汗をかくくらいだった。

山での作業が終わり、もう一つ別の場所での作業をして終了したのが12時。

実は初めてやったことで、凄く楽しかった。今までこういうのは全て父親に任せきりで、ノータッチだった。

でも、ボクももう35歳。もうこの地元に住むという腹も括ったことで、こういうことを覚えておきたいという気持ちも出てきた。

何より、こういうことを全く苦にならずむしろ自分に合っているということに気付いた。
今回から積極的にチャレンジして経験を積もうと思う。

家に帰って昼食を食べた後、家でゆっくりするよりも外に出て写真を撮りに行きたくてウズウズしていた。

ゆっくりすることなんて、いつでもできる。それよりも今しかない地元の風景を撮りに行く方がよっぽど生産的だということで、行き慣れた道を車で走った。

時間が経つごとにちょっとずつ厚い雲がかかってきた。それに、今日の日中は妙に湿気の含んだ空気だった。

そういえば、今日の夜中から明け方にかけて雨が降るとか言ってた。
何末年始は大寒波が来ると言っていたけど、その予兆の雨なのかもしれない。

それにしても、曇り空の風景を撮るのも楽しい。見慣れ過ぎて何も思わない場所も、全て被写体に変わるところが凄く面白い。

6月にiPhoneに機種変して本当に良かったと思っている。

iPhoneに変えたことで、写真を撮ることが増えて凄く楽しい。素人のボクでもちょっとそれらしい写真を撮ることができるから、ちょっとしたことでも写真に収めたくなるのだ。

良い一眼レフも憧れるけど、おそらく高いお金を払ってまで買わないだろう。

性格的に、値段の高いものほど手に入れた時点でそれに満足してしまうからだ。これまで何度も経験あり。

ぶっちゃけスマホは手軽でここまで綺麗に撮れるんだから今のボクのレベルを見ても一眼レフは必要ない。

もし必要になったとしても何年も先で良いかな。

今日も良い体験と風景を見ることができて本当に幸せだった。

夕飯もボクの好きなモダン焼き。
食べ物の写真を撮るのが苦手なので撮っていない…。

明日はどんな風景が見れるんだろう。楽しみです。