![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29924003/rectangle_large_type_2_a86f6eb6976c4bf2720d19e3b561befe.png?width=800)
専門店で専門外のメニューを食べること
味覚は一人ひとり違う。似ていることはあっても同じということはない。
人は、いつ・どこで・どんなものを食べたくなるか分からない。
皆さんは、○○専門店というお店に食べに行ったらかなりの確率でそのお店が一番ウリにしたいであろう○○を注文すると思います。
それが当たり前とは言わないまでも、普通ならそうします。
コーヒー専門店に行って、オレンジジュースを注文しようとするのは
「コイツ頭大丈夫か?」
と思われるレベルの話だと思います。
「あ〜。なーんか今日はオレンジジュースの気分なんだよなぁ。スミマセ〜ン、オレンジジュースください。」
みたいな。店員も目を点にして
「…………はぁ。」
と言うでしょう。何しにきたんだよクラスの話です。
でもね、今日はそれと同じレベルの展開をやらかしちゃったんですよボク。何かと言うと…
カレー専門店でサラダだけを注文したんです。
…
…
…。
は?何言ってんの?別に普通じゃん?って思いました?
まぁまぁ!とりあえずこの話の経緯をまず聞いて(読んで)くださいよ!ね!
さぁレッツゴー!w
口はサラダ、行き着いた先はカレー屋
今日の昼、あれは11時30分くらいでしたか。
付き添いで、妻の通院の帰り。
「外食も何やけど、何か食べて帰ろうか〜」
「何食べる?」
この時、ぶっちゃけそこまで腹は空いていなかった。食べなくても問題ないくらいだった。
しかし、店内であれテイクアウトであれ自分が何も食べない(水だけ)隣で美味しく空腹を満たせるとは到底思えない。
居酒屋で、一緒に飲みたいけど(代行・タクシー代が高くつくから)帰りの車の運転をして欲しいがためにウーロン茶で我慢させてる以上に気をつかう。
ガッツリしたものは無理なので、もうちょっとライトなものをと思って
「カレーとか?」
妻もそれで問題なかったということで、昼飯の次の目的地の近くにあるCoCo壱へと向かった。
店に入ってメニューを見て
「野菜カレーの辛さ普通でいこうかな」
と思いながらパラパラとメニューを見ているとサラダメニューが目に入った。
その瞬間、野菜カレー辛さ普通という思考がどこかへ消えてしまった。
「あれ!?カレー食べたくなくなってしもた」
もうすでに歯と舌と胃は、カレーに入っている野菜ではなくサラダの野菜を欲していた。
いやでも、カレー専門店にサラダだけは注文できんか?!
CoCo壱に来ることもあまりないし、来たとしてもカレーしか注文してこなかった。
でも、よく見るとサラダの値段が明らかに単品での値段だった。
待てよ。カレーの専門店でサラダだけを注文するってあんまりない例なんか?
知らんわ。食べたいもん食べれば良いやんけ!
昔、吉野家で豚の生姜焼きばっか食べてたしな。それとあんま変わらんやろ。
そう思って店員さんに注文をする。
「え〜。まずは(妻のカレー)一つと、(名前忘れた)サラダ一つ。」
店員「はい。(ピッピッ)」
「以上で。」
店員「……え。あ、よろしいですか?」
え、今の間は何?
お前サラダだけ?とか思った?
もし、10辛とか注文しても同じ反応した?
単品で注文できるってことは、ボク以外にもやってる人いてるんちゃうの?
もしかして、男がサラダ単品注文するって例がないんか?
もしくは「その身体の大きさでサラダだけとか足りるんか?」とか思ったんか?あんたはボクのオカンと違うぞ。
とまぁ、あの瞬間いろいろ考えたんですけど、やっぱりボクの意思はサラダ以外に覆ることはなく。
その後も美味しくサラダを完食しましたとさ。
タチ悪くもなければ常識外れでもない
確かに、不自然とまではいかなくても変わっているとは思います。
でも、【カレーしか食べてはいけない】という決まりなんてないですから。これはごく自然なことなんですよね。
これで水(別のドリンク)だけ頼んで、福神漬けボリボリ食べる方がよっぽどタチ悪いし常識ないですよね。
その時の気分にもよりますけど、カレーよりもサラダが美味しかったりするし、専門以外のメニューがメチャ美味しいこともあるんですよね。
店側としては複雑な気分かもしれませんが。
それに、定員が自分自身のイメージに当てはまらなかっただけというのもありますよね。
「普通ならここでこうするだろう」
「大抵の人はこの場面でこういう対応をする」
といった思い込みから全く外れたことをしたということですね。
ということは、少なくてもあの店員さんのキャリアの中でカレーを頼まずサラダのみを注文した客はボクだけということか。
あの人のキャリアはどれくらいかは知らないけどそれはそれで凄い。
「あえて少し外す」楽しさを
好きな時に好きなものを食べたい。
けど、○○の専門店なら○○を食べないといけない。
というふうな考えを起こすのではなく、あえて外したものを狙うという冒険は凄く楽しいです。
なぜなら、その方が発見が多いからです。
納得感よりも意外性という強い刺激がもらえるからとも言えますね。
それは、自分にも相手にもメリットがあること。
例えば:
○○専門店のあえて□□が美味しい。
⬇️
この時点では、自分だけの得。
店側はちょっとの不服と疑問を持つ。
⬇️
自分は相変わらず美味しいという得。これを他の人に口コミまたはSNSなどで拡散される。
⬇️
客が増えて、店側はこの□□で新しい道を開拓。
とまぁ、こんな感じで幸運は思わぬところから〜みたいなことが起こるワケですよ。
*今のボクのレベルではこういう説明しかできません…
なので、たまに「あえて少し外してみる」というのをやってみると凄く楽しいですよ。
インド料理屋でビビンバ注文してみるとか。
↑
ムリかwww