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つよがっている(エッセイ)

昨日は、クリスマスイブだからと張り切り過ぎていたのかもしれない。今日の午前中は頭が重かった。11時頃に目覚め、焼いた餅と昨日買ったケーキを食べたあたりで、疲れてまた布団に入ってしまった。駄々をこねながら布団を剥がしにくる彼女と私は、さながら娘と父のようだった。

諦めて布団から這い出して、外出したときには14時すぎだった。二人で荻窪までのんびりと散歩して、西友と無印で買い物をした。私達は二人とも物欲が少なく、二人でショッピングをするのは珍しかった。その後、コメダ珈琲でそれぞれの作業をして、18時に別れてジムに行った。普段の週末より地味な一日だった。

そういえば、今日は4つほど夢を見た気がする。6時ごろトイレに立つまでに1つ、それから11時まで眠る間に3つ見た。どれもネガティヴで、寝苦しい夢だった。慌てて目覚めて、寝言を発していなかったか尋ねる。どうやら私はまだ心配をかけたくないんだなと、強がっている自分に後から気付いてハッとした。

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