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糸綴じ 2024/09/08

夢の中。恋人が、先日私が大喜利で知り合った男性と不倫していた。二人で南の島にバカンスに出かけるのだと報告されて、私は「いかないで」と言いながらいじけていた。その大喜利の男性はとても才能豊かな人だったので、私は無意識に恐れていたのだろう。

昨夜は恋人の額装作業が遅くまで終わらなかった。普段布団を敷くスペースにカッターマットが広がっていたので終了を待たざるを得ず、結局寝たのは26時すぎだった。私が力尽きたあとも恋人は隣室で作業していたそうだ。

今日は正午に起床。『逃げ恥』を見ながら食パンを食べ、阿佐ヶ谷神明宮のお祭りを見に行った。それから荻窪まで足を伸ばして「Title」で近藤聡乃の展示を観て、駅前のコメダに入った頃には暑さでくたばっていた。

私が作業をしている間、向かいの席で恋人は個展で販売する作品集を制作していた。作品が印刷された和紙の端を揃えて重ね、錐で穴を貫通させて、裁縫針と糸で綴じていく。細やかな手つきで製品が出来上がっていくようすは神秘的だった。

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