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旅行記⑤ (下関〜門司)

13:30
下関のホテル。ニートのような男性の受付、なんの面白味もない大浴場、清掃がまったく足りない水回り。消滅していく未来都市のような雰囲気すらある。

駅前からバスに乗って唐戸市場へ。回ってみると寿司屋が多く、注文したネタをパックに詰めてくれる仕組みらしい。端の店の行列に並んで、のどぐろ・ふぐ2・ふぐ白子・大トロ・くじら・アジを注文。パックを提げて市場の外のテラスに腰掛けて、海と炎天下という環境で寿司を口に運んだ。初めて食べたふぐはコリコリで、こういう感じなのかと感心した。どれもネタが肉厚で、スケベな気持ちになった。

さらに向こうの、関門トンネル人道の入口まで歩みを進める。日陰が少なく、暑さに死がよぎる。壇ノ浦でカメラを取り出し、首から提げて地下道を渡った。出口から門司港まではさらに距離があり、再びフラフラになりながらなんとか辿り着いた。

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