見出し画像

したたかな長女に学ぶ

小6と中2の娘の父親です。

先日、長女の通う中学校で新生徒会長の選挙がありました。
以前のnoteでも書きましたが、長女は生徒会長は嫌だけど副会長にはなりたいということで、先生からのアドバイスもあり会長候補者の応援演説を担当していました。
クラスから1名ずつ生徒会長の立候補者をたてていたそうなので、長女が応援したのは同じクラスの男子生徒。
朝の校門での挨拶運動や各クラスを回っての演説、最後は全校生徒の前での応援演説があったそうです。
事前の調査では6人いる候補者の中で、長女が応援する男子生徒と他の候補者のどちらかが新生徒会長の有力だったそうです。
#長女調べ

先週金曜日に投票が行われ即日開票の結果、長女が応援した男子生徒が見事新生徒会長に選ばれたそうです。
生徒会長にはなりたくないけど副会長にはなりたい長女としては、自分が応援する人に生徒会長になってもらうのが近道です。
そのためにどうやったら当選されられるか、印象を残せるのかを一生懸命考えていました。


長女には夢(なりたい職業)があります。
それをここで公言すると怒られるので言いません😅
でもそのためも行きたい大学があり、行きたい高校があります。
田舎の公立高校なので入試当日のテストの結果もですが、内申点もある程度の割合を占めます。
長女の夢の実現のために、まずは志望高校への合格が目標であり、その目標達成の可能性を高めるためにはテストの結果だけでなく、生徒会副会長というポイントが必要だと考えたのです。
だったら生徒会長の方がいいんじゃないかとも思うのですが、そこまで人の前に立ちたくはないので副会長が自分にとってはちょうどいいのだそうです。
 
将来の夢があり、そのために行きたい大学、行きたい高校があり、まずはその第1ステップである志望高校合格のために生徒会副会長を目指す。
自分が生徒会副会長になるためには自分が応援する人を会長に当選させる。
目標を決めて下降方式でロードマップを描き、実行して結果を出す。
まるでビジネスマン!

長女の名誉のためにも付け加えておきますが、自分の目標達成のためだけでなく、学校のため、みんなのために力になりたいという気持ちもあるようです😉

自分自身の明確な目標がある長女なら、きっと生徒会副会長になったら、そこでの努力や成果も志望高校合格のプラスになることは理解しているでしょう。
だから生徒会の仕事も手を抜くことなくがんばるだろうし、それが結果としては学校のため、全校生徒のためにもなるのだと思います。
 
自分の目標達成のために生徒会副会長になる。
この言葉や事柄だけをみると「したたか」だと感じます。
長女にとっては生徒会副会長は大きな夢の実現のための手段ではありますが、例え生徒会副会長が手段であっても、そこでがんばり、さらに成果をだすことで結果として人の役にも立つことができます。

仕事では「手段」と「目的」をはき違えないことを意識しますし、はき違えてはいけないとも思いますが、「手段」が人の役に立つこともたくさんあるはず。

長女の成長が逞しくも思え、目標意識が希薄な父としては長女を見習わないといけないなと感じさせられました。


志望高校合格のための内申点にも影響してくる2学期の期末テストが今日からスタート。
ここ最近の傾向としてテスト結果が返ってくるまでテストの手ごたえは教えてくれませんし、聞くことすら許されません😵
でも、やっぱり気になるので怒られるの覚悟で初日の感触を聞いてみたいと思います😅
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?