楽しかった記憶は上塗りする

小6と中2の娘の父親です。

一昨日の文化の日に娘2人と鬼滅の刃の映画を見に行ってきました。
数々の記録を塗り替えており、映画公開19日目でしたが満席でした。
単行本は読んでいませんがYouTubeやネットなどでもネタバレ情報満載ですし、娘たちは友達から「最後はめっちゃ感動する」という話を聞いた上で映画を見に行きました。
ある程度のストーリーは知っている上での映画鑑賞でしたが3人ともにやっぱり泣きました

父(私)に関しては40歳を過ぎてからというもの涙腺がバカになっているので泣くのは確定。
なんなら映画の前のドラえもんのPVで泣きそうになってましたが、隣に座る次女が「なんかドラえもん見たくなってきた」とつぶやいたので「いやいや、今は鬼滅の刃モードやろ」と我に返ることができたので泣くことはありませんでした。
#次女の隠れたファインプレー

二人の娘は家で感動的なドラマなどを見ても泣いているのを見たことがありません。
泣いているのは妻や私に怒られた時だけ。
それでも3人ともにやっぱり泣きました。

どこで一番感動したかを話してみると3人ともに違います。

次女は煉獄杏寿郎が猗窩座との戦いの後で炭治郎と伊之助に話をしているシーン。「俺は信じる。君たちを信じる。」名言ですよね~。なるほど。

長女は猗窩座が煉獄杏寿郎との戦いの後、太陽の光から逃れるために森に逃げ込んでいく際に炭治郎が叫んでいるシーン。「いつだって鬼殺隊はお前らに有利な夜の闇の中で戦ってるんだ!」「誰も死なせなかった!戦い抜いた!守り抜いた!お前の負けだ!煉獄さんの勝ちだ!!」こちらも名言。なるほど。

そして父は煉獄杏寿郎が最後に母の幻影を見て微笑みながら死を迎えたシーン。「俺はちゃんとやれただろうか。やるべきことを果たすことを全うできましたか?」名言ですよね。それともう1つはエンディングで煉獄親子が剣の練習をしているシーンの静止画。

大よそ最後辺りということは一致していますが、それぞれにグッとくるシーンは違いました。
感動して流す涙は情動の涙で、これはそれまでの経験の差によって違いが出るそうです。
私と娘2人とでは年齢も大きく違うので経験の差は歴然ですが、1年8カ月違いの娘2人の違いが面白い。
お互いのグッときたところを言い合っても「え~?そこ~~?」という感じであまり共感はできない様子でした。

それぞれに何でそこが感動したのかを掘り下げていくと違いが分かって面白そうではありますが、理屈じゃない部分もあるだろうし、父の興味だけで質問攻めにすると『3人で映画を見に行って感動した。楽しかった。』という思い出が『なんか映画を見た後の父が面倒くさかった』という風に塗り替えられてしまうかも😓

というわけで掘り下げることはせずに色んなシーンを振り返ってみたり、ゲーセンで時間をつぶしたことや冨岡義勇の衣装を着た幼児が映画中に2回もトイレに行っていたことなどを思い出しながら話すことで楽しかったという記憶を塗り重ねていこうと思います。
#ゲーセン行ったのは内緒ですよ
#冨岡義勇は実は頻尿

次は冬休みに『えんとつ町のプペル』を見に行こうと思います。

今日も一日、お疲れさまでした😊

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