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外資のスピード感

仕事が速いか、遅いか……で言うと、私は速い方です。
自分で言いますが、きっとそう。

成果物の質や正確性はいったん横に置いといて(←え、置くの?)、速さだけの話をするなら速い方だと思います。

これは私のもともとの性格もありますが、A社で鍛えられたことが大きかったのではと思います。

しかしそんな私ですが、今の仕事のスピード感についていけていない……そう感じるのです。危機!!

なぜなのか……。考えてみよう。

ミーティング祭り

「うちはちょっとミーティングが多い方だよ」
面接の時に上司から聞いていましたが、まぁマジで多い。
毎日なにかしらのミーティングが入ってくる。

「今日は2つだけか」と思っていても当日にガシガシ入ってくる。
スケジューラーが15分空いていれば、そこにねじ込まれる。
Web会議でしか成り立たないであろうタイトなスケジューリングでどんどん予定が埋まってゆく……。

しかしきっと私はまだマシで、上司のスケジューラーは同じ時間帯に2・3個の予定が重なっていることがザラ。
「体いくつあるんや ('ω')?」と思っている。

ミーティングが多いのはあまり良くない例として取り沙汰されることが多いですが、すごいなと思う点が多々。

・ダラダラと長いミーティングはなく、だいたい30分~長くても1時間
・時間を意識してファシリテーションして確実にゴールまで持っていく
・みんなの意見を聞こうとしてくれる
・みんなきちんと意見を言う(上司と反対の意見でも)

正直とても勉強になる。

勉強にはなるけど、細切れにミーティングがあると集中して資料を作る時間を取るのが難しく、またミーティングで次々と物事が決まっていくので、やることがどんどん増える。

慣れていない

単純に色々なことに慣れていないので、不便がたくさん。

・欲しい情報がどこにあるか分からない
・社内独特の用語が分からない
・社内の人脈がない

普通なら10分で終わる作業に1時間かかったりする。
キーーーーーってなってる、家で。

前に尊敬する上司が「転職はゼロスタートだから大変だよ」と言っていたけど、本当にそうだなと実感する日々。

特に雑務は秒で片づけたい性格なので、さっさと攻略したい。

んびりに慣れてしまった!?

あとはB社でのペースに慣れてしまった説。正直これは認めたくない。
認めたくないけど、少しはあるかもしれない……。

↓ B社についての詳細はここ。

B社は物事がとってものんびり進んでいて(私の感じ方ですが)、当時は「これでいいのか?」と思いつつも「楽だなぁ」と身を委ねていたのも確か。今になって激しく後悔。
その中でも衝撃的すぎて今でも覚えている出来事がある。

それはあるシステムを入れ替えるかということについて、隣の部署が検討をしていた時のこと。(例えば経費精算システムのようなレベル感)

私は部署が違いましたが、その状況次第で担当しているプロジェクトの方に影響があるので、情報は共有してもらうようにしていました。

私の中では「情報収集1ヶ月➡提案・承認1ヶ月➡導入準備6ヶ月➡稼働」のイメージ。これでもちょっとのんびりだなと思っていましたが、最終的に隣の部門長が決定したのが

検討期間一年……

白目むきました。
国でも買う予定なんかと。M&Aで会社でも買うつもりなんかと(にしても長い)。

結局本当に一年かけて、というか一年経つまで何もせず直前で焦って検討を始めている様子をみて、狼狽したのを覚えています。

この衝撃について誰かと共有したくて、A社時代の上司に話したところ、同じく衝撃を受けていました。
「いやいや、検討2週間やろ」と言っていて「それはそれでキツいな、おい」と思いました。

が、それと同時にそのスピード感で働いている人がいるのに、今の私大丈夫なのか!!と危機感を持ちました。

リハビリ気分でいられない

そんな事情もあってちょっとしたリハビリ気分な私ですが、周りは誰もリハビリ中だなんて思ってくれないので、私もさっさと慣れないといけません。

作業スピードをあげることもそうですが、私の課題は「思考のスピード感」と「思考のクオリティ」を上げることが課題かなと思っています。

ムダな作業に翻弄されないためにも、上記は強化したい。

あとはやっぱり会社のルール・風土・見えない常識を理解しないと、と思います。自分が非効率なコミュニケーションをしていると感じることもあるので、早くそこの勘所ををつかみたい。

とにかく早くこのスピード感に慣れないと、できない子扱いされそうで怖い。本当頑張ろう……!

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