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なぜ採用担当ではない私がめちゃくちゃリファラルを頑張ったのか

こんにちは、今回はいただいたお題についてnoteを書きたいと思います。

自己紹介を読んでいただければわかると思いますが、私は理学療法士です。
つまり題名の通り人事でもなんでもない「採用担当ではない」人間です。
そんな私がリファラル採用と出逢ったのは、店舗管理者やSV(エリアマネージャー)を経験する中で経営に携わり採用に触れる機会があったからです。

ここまで普通に喋っていますが、そもそもリファラル採用ってなんだよという方もいらっしゃると思います。
簡単に言えば、社員経由でご友人を紹介してもらう採用手法です。
本当に簡単に言い切ってしまったので、このあたりも後日noteに書きたいと思います。

さてお題の答えですが、マネージャーをやっていた癖なのか結論から言います笑
「採用を人事の仕事だと他責にしている自分が嫌だったから」です。

なんかカッコイイこと言いましたけど(え、言ってない?)この想いに至るまでには葛藤もあったので、経緯をお話したいと思います。

リファラル採用と出逢う前

私は訪問看護ステーションで働いていてSVになる前、新規立ち上げ店舗の責任者を任されました。
最初の7か月は私を入れてスタッフ3人で運営していて、待てど暮らせど新入職員が入ってきませんでした。(私以外の2人も他店舗からの異動でした)
1人あたりがお伺いできる患者さんの数は限られているので、3人がMAX行き続けてもスタッフ数が増えない=売り上げが伸びないわけで、つまりは管理職である私にその責任がのしかかっていました。

その頃、代表からずっと言われていた言葉は
「店舗で起こるすべての出来事は管理者の責任」

今なら飲み込めますが、当時は理不尽すぎると思っていました。
だって新入職員が入ってこないんだもん!
身を削って訪問して引くほどの数字をたたき出しているのに、同時期にOPENした充足した店舗と比べられるなんて納得いかない!
と日々悔しい想いをしていました。

人事からの衝撃の言葉

そんなもどかしい時期に人事に「どうしてうちの店舗には新入職員を配属してくれないの?」と聞いたら「路線的に行きにくいし、人気ないんだよ」と言われました。

ぶちギレましたよね笑

いやいや、採用って人事の仕事でしょ?行きにくいとか人気ないとかそんなの言い訳じゃん。こっちは死ぬ気で患者さんの命守ってるのに、なんだよ人事ちゃんと仕事しろよ!と(人事の皆さまごめんなさい)

でも、そこで不貞腐れるのもしゃくだし(一瞬不貞腐れましたがビールを飲んで忘れることにしました)大切な部下は文句も言わず仕事に向き合ってくれていたので、見返してやると心に決めました。

でも採用ってどうすりゃいいんだ?

そんな気持ちを抱えていた頃、元々取り組みとしてあったリファラル採用に会社が本腰を入れ始めたのです。
なんだかよくわからないし、忙しいし、紹介する友達いないしとスルーしていたのですが、親しくしていた人事から(前述人事と同じ。笑)リファラル採用がうまく浸透しない…と相談を受けました。

最初は以下のようなダメ出しから始まりました。
・そもそも人事が現場の気持ちを理解していないのに協力してくれって虫が良すぎる
・浸透させたいのなら現場にとってのメリットを打ち出すべき
・人事もやっていないことをやらせんな 等々

しかし自分がやってもいないことに文句を言うのは信条に反するので、まずはリファラル採用を浸透させるためにはどうするべきかを一緒に考えてみることにしました。

ただ「どうしたらいいか考える」前に、そもそもリファラル採用ってなにそれ美味しいの?状態だったので色々と調べました。
そこで気付いてしまったのです。
これだ!新入職員が集まらないって文句言っている暇があったら、自分で仲間集めすればいいんじゃん!
とテンションが一気に上がり、自分事化できる採用手法の沼にハマり「採用担当ではない私がめちゃくちゃリファラルを頑張った」わけです。

リファラル採用の魅力

最後にこんなにも私がリファラル採用に魅了された理由をご紹介します。

①カルチャーマッチした優秀な人財と働くことができる
②定着率がめちゃくちゃいい(早期離職されたときのダメージは管理職ならわかるはず)
③良いことも悪いことも知った状態で入職してくるのでギャップが少ない(足並みを揃えやすいのでスタートダッシュが違う)
④会社目線で言えば採用コストを削減できる

これらの魅力を実感しながらも、「友人に紹介したくなる会社」を社員全員で作り上げていくことができるのがリファラル採用なのです。

さらっとここまでお話しましたが、文化として根付きちゃんと機能しているなと思うまでに約1年かかりました。
たくさんの施策を実行し、失敗もしながらブラッシュアップし続けました。(Special Thanks : ShotaFukaya
ちょっと面倒くさそうと思われてしまうかもしれませんが、1年かけてリファラル採用の文化醸成をすれば、そのあとは少し手を放しても紹介が発生する会社になります。
もちろん制度設計やノウハウの蓄積は必須です。
泥臭い努力も必要です。
しかし採用のその先にある「友人に紹介したくなる会社作り」の先行投資だと思ってリファラル採用をやる価値はあります。

ここまで書くとノウハウを語りたくなるのですが、長くなってきたのでまた後日noteにしたいと思います。
(こんなこと書いてほしい、聞きたいというお題があったら大歓迎!)

〆にこれだけは言いたい

結構本気で人事ではない職種の方がリファラル採用について深く知る機会が増えたら、世の中変わると思っています。
もっともっと人事以外の方にリファラル採用を知ってほしいです。
そしてこれからの私の役割はそこにあると思っています。

それではまたnoteでお会いできることを楽しみにしています!

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