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飯綱丸龍 コスプレ製作記録①「頭襟」

東方Projectの「飯綱丸龍」の衣装と小道具の製作記録を不定期ですが発信し
ていきます。
第1回目は天狗が頭に被っている「頭襟」の製作記録です。

飯綱丸龍のご紹介

東方虹龍洞に登場した大天狗の「飯綱丸龍」です。
東方では射命丸文や姫海棠はたてなど鴉天狗キャラは登場していたのですが、それよりも格上の大天狗として登場し、2つ名で「鴉天狗の大将」と呼ばれてます。

元ネタは上杉謙信や武田信玄から軍神として崇められた「飯綱権現」がモデルとされており、

  • 鴉天狗の大将

  • 飯綱権現

この偉大な2つ名と元ネタに相応しいアレンジ衣装を製作していきます!

dairi様

第1回目は天狗が頭に被っている「頭襟」の製作記録です。


※ 製作過程はまとめてますが、写真の素材が少なかったので簡易的なものになってます。製作方法については秋海老様とDai様のブログを参考にしてください!

頭襟

山伏や天狗が頭に載せている帽子になります。
十二因縁から周りが12角形のようになっていて、

「十二因縁は無明暗黒の煩悩であるが、悟りに達すれば空(くう)であり、不動明王の頭頂にある蓮華のように清浄である」

wikipedia

という仏教的な意味があるようです。

材料

【素材】
・厚紙
・ライオンボード2mm厚
・アクリル毛糸
毛糸でつくるふわふわボール
・18本コーム
・江戸打ち紐 5mm幅
・ラメブレード(白 / 金)
・ちりめんカットクロス
・ポンチ
・ハトメ
・グルーガン

型紙

頭襟の型紙は秋海老様とDai様のブログを参考にさせていただきました。

今回は12角形ではなく、6角形で製作していきます。
厚紙のメモリを参考に調整します。丸印は紐を通す穴の目印です。

製作過程

1. 土台をつくる

上記の型紙を使ってライオンボードをカットしていきます。
(厚紙でもできますが、防水性を考えてライオンボードにしてます)

パーツを切り出したらちりめんカット布をパーツより少し大きめにカットしてライオンボードに貼ります。

土台(左)と天辺(右)

2. 接着する

※ 接着には必ず木工用ボンドを使います。
G17ボンドを使うと接着後に黄色くなるので、乾燥後に透明になる木工用ボンドがおすすめです。

天辺(三角の部分)の折り目と土台(縦長の奴)の織り目がが同じ場所になるように接着していくと最後にパーツの両端の接着面同士が向かい合う形になります。

左:接着前 | 右:接着後(イメージ)
接着後の見た目

3.ラメブレードで縁取り

補強のために接着部分の裏面をグルーガンで補強してください。
接着したら天辺から土台の裏面までにラメブレードを各織り目に合わせて貼っていきます。
見た目と立体感が向上するのでオススメです。

4. 裏地を貼る

天辺の型紙を参考に縫い代をつけて生地をカットします。
端を縫い合わせて中表にひっくり返して頭襟の裏側に木工用ボンドで貼り付けます。

5. 紐を通して梵天を作る

紐を通すための穴をポンチ(ベルト穴を開けるやつ)で開けてハトメで見た目を整えます。

貼り付け後

紐を通したら15cm間隔で結び目を作って梵天を作っていきます。
アクリル毛糸を150回分ボンボンメーカーに巻き付けて形を整えていきます。
詳しい製作過程については秋海老さんのブログを参考になさってください!

5. 裏面にコームを縫い付ける

梵天をぶら下げている江戸打ち紐にコームを縫い付けて完成です!

完成

ざっくりとした製作過程になってしまいましたが、飯綱丸龍の頭襟を製作しました!
大天狗ということで、華やかさと威厳を表現するように意識しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
製作に関する詳細は秋海老さんとDaiさんのブログを参考にしてください!


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