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郡山という街


僕にとって、福島県郡山市は、第二の故郷。



僕が在籍する古着屋「Slat」によるPOP UP STOREを郡山で開催して早4回目。


このPOP UPイベントは、当社に在籍していた方が独立し、地元郡山にオープンした「SLUT KORIYAMA」との縁で、開催する運びになった経緯があります。

直近のPOP UPを7/3に終えたばかりですが、この想いをどうにか吐き出したくてこのnoteに記させてもらいます。


初めての郡山の印象

初開催は、2021年の8月。

初めて訪れた郡山の街並みは、僕の地元である富山県に似た雰囲気を感じて、まず親近感が沸いた。

合同開催ということもあり、まず顔を合わることになったSLUT KORIYAMAのスタッフさん達は、若いのに礼儀がしっかりしていて、皆さんわざわざ会場まで飲み物の差し入れを持って挨拶しに来てくれたことがとても印象的でした。

そして営業がスタート。

お客さん達は、SLUT KORIYAMAの常連の若い世代の方が大半。

東京から来た我々に対して、少し距離を感じているような印象で、もちろん僕達も初めて訪れる地の若い子達に対してどう接すればいいのかわからない状態。

SLUT KORIYAMAスタッフの根本君に接客を任せっきりで、僕達高円寺Slatはお客さん達の深いコミュニケーションを取れないまま3日間を終えてしまった。

また、初めてのPOPUPということで、余裕が無く業務で精一杯だった。街をぶらぶらする時間もなく、SLUT KORIYAMAの皆とひたすら飲んでいたのが1回目。笑


2021年11月の2回目の開催から、大きく変わってきました。

SLUT KORIYAMAによる店頭サポート無しの開催になることが決まっていたため、接客に特化したチーム編成をして望んだ2回目。

正直かなり不安でしたが、口コミやSNSでの告知により認知度も上がり、非常に多くの方々が足を運んでくれました。

初日のオープン時からかなり盛り上がりが出来て、あれは本当に泣きそうになった。。てかちょっと泣いた。笑


区画面積を拡大して4人体制となったこともあり、郡山の若い子達とよりコミュニケーションが取れるようになり、話していく中でみんなの人間性の良さを感じることが出来た。

人員も増やすことが出来たので、休憩時間は古着屋だったり飲食店だったり、各々が郡山のお店でサービスを受ける機会が増えてから、僕達は郡山の素晴らしさをより深く感じることが出来ました。


郡山の方達の人間性


郡山の皆さんとコミュニケーションを取る機会が増えて、すごく感じていることは、本当に人間性が素晴らしいということ。


例えば、飲食店に行くと、皆さんハキハキとして元気で、だるそうな顔をせず気遣いも素晴らしい。

人間味のあるサービスを提供する店舗は郡山だと当たり前なのかもしれないけど、東京ではそう多くない。

疲れているはずなのに、閉店10分前でも最高のサービスをしてくれるお店。年に数回しか来ないのに顔を覚えてくれているコーヒー屋の若いお兄さん。いつも元気なラーメン屋。

正直、滞在中は身体への負担が大きかったりするのですが、どこに行っても不快な気持ちにならず良い気分でサービスを利用出来るので本当にありがたいし勉強になります。


実際にPOPUPに足を運んでくれるお客さんは、14〜22歳までがメインで、高校生も多いくらい。

インスタをフォローしてくれたり、期間中何度も足を運んでくれたり、笑顔で会いに来てくれたり、ピュアで、ダイレクトに感情を伝えてくれる子が多い印象があります。

これって当たり前じゃないし、そんなみんなが居るから僕たちはこうして何度も開催することが出来ているし、僕達メンバーはみんなに会えるのを楽しみにしています。


話をする上で、進路に悩んでいる子もいたり、古着屋で働きたいという子もいたり、美容師になるために頑張っている子もいたり、営業職で励んでいる子もいたり、上京したいと言っている子もいたり。

古着販売のイベントで来ているけど、この機会を通じて、お兄さん、お姉さんの立場として、そんな子達を応援したいなと思うし、何か力になれればいいなと思わせてくれます。


また、販売員として、「接客とは何か?」ということを、真剣に考えさせてくれるし、本当にみんなには気付かされることが多い。

他者が居るから自分は生きていけるし、人との繋がりによって人生は豊かになること。 

今回は特にそれを感じていて、今も自分は今後どうあるべきなのかを考えさせられています。


僕は、普段は裏方の仕事をしていることが多くて、店頭でお客さんと接する機会だったり、新しい出会いも少ない。
ただ、郡山ではその機会が貰えていて、しかも若いピュアなエネルギーを感じることが出来ます。


今回は、開催9日間、設営など含めると計11日間の滞在。
休みは1日しか無くて、体力的に相当ハードでしたが、温かい皆さんのおかげで乗り切ることが出来ました。

毎回刺激になるし心を動かしてくれるこのイベント、そして郡山の皆さんに本当に感謝しています。

8月末、またみんなに会えるのを楽しみにしています。

また熱くなってしまった僕をお許しください。笑

ではまたね!

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