見出し画像

今の生活の延長線上に未来が描けない時

平日8時間、拘束されている。
あと、一日の3分の2は残されているはずなのに、
気づいたら終わっている。

『今の仕事をずっと続けるつもりはないし、
今やっていることが本当にやりたいことかもわかんない。』

確かに、いまどき終身雇用を求めて会社に入る人の方が少ないから、早期退職の退職のライフプランを立てる若者の方が多いはず。
そして、振り返ってみれば昨年の私も、今いる会社を3年くらいでやめるだろうと思っていた。

漠然とした理想はあった。
こうなって、こうなって、こうなったらいいな。
けれど、それが当時の生活の延長線上に存在しているのかは、わからなかった。

画像1

青い月曜

連休明けは、SNSにブルーマンデーな投稿が増える。
『つらい』とか『しんどい』とか。
周りもそう思ってるから、自分は正常だ。
むしろ、そうじゃない方が異常だと思っているかもしれない。

私は、今どこかに勤めてはいません。
だからなんとなく、忘れかけていた気持ちを、思い起こしながら、一年前の自分が読みたいと思う内容を書いてみました。

勤めていた時、ある程度のストレスを感じていました。
Uber eatsのドライバーになったら、どんなに精神的に楽な生活ができるだろう。通りすがりの自転車こいでる人をみてはそんな風にも考えていました。笑

その時の私の行動は、今の仕事じゃないところで、やりたいことを見出そうとしたり、やけに細かい絵を、念じるように書き続けていました。笑
後者はいいとして、前者はなんというか、とても非効率的だったなと今感じています。働きながら副業することが言葉として流行っていますが、何と言っても本業に異議を見いだせることの方がいいのでは?と考えています。もちろん、本人が仕事であることを自覚していなくてもそのうち仕事になっているという幸せなパターンもあります。

画像2

シンプルで難しいこと

私が言いたいのは、今の生活の延長線上に理想の未来が描けないのであれば、立ち止まって考えてみることをオススメします。
こういう気持ちを感じるということは、あなたは未来に希望を持っているからこそだと思います。その気持ちに素直にしたがってみることが必要です。
そして、自分の気持ちに気づくことは結構難しいし、それを実行していくことはもっと難しいと思います。

なぜなら、まずその状態に慣れてしまっていて、気持ちに気づかない。
そして、もし薄々どこかで感じていながらも、現状とのギャップを感じると目を背けてしまう。これは誰しもがもつ心の弱い部分。

でも、前向きなことも話したいと思います。
今の私は、理想を掲げることもなく、今やりたいことに集中できています。
光がなかなか見えない状態でも、今やっていることを試行錯誤して、続けていきたいと考えることができています。
ベストなパフォーマンスのために生活習慣を整えようという自然な気持ちから、日常の質も回復しています。

確かに、今は以前感じていたようなストレスを感じることは少なくなり、代わりに、季節の匂いや、心地よい風や、空の色を観察する時間が増えました。けど、社会や組織の第一線で活躍することができる経験も素敵だと思っています。

一年前の自分にあえて言葉をかけるとすれば
あなたは誰かと比べずに、自分にとってベストな毎日とは何かを、考え過ごしていけばいい。変えてみないと見えない世界があります。





いただいたサポートは、花と民芸の表現の追求にあてさせていただきます。