見出し画像

音楽に対して日本は鎖国的なのか?

タイトルの通りこのようなことを結構考えます。まあこれは今に始まったことではないんでしょうけど、日本人の多くの人は日本の歌謡曲、所謂JPOPと呼ばれる音楽を聴く人が大半だと思います。全然いいんですけどもっと世界の音楽にも耳を傾けて欲しいなっても思うし、こう言う状況を認めたくないと言う気持ちもどこかにありますがこれが現実ですしこれからも覆すことは難しいんじゃないんですかね。身も蓋もない話ですが。(DJ辞めたくなった要因もこう言うところに一理あるかも。)

今週のspotifyのランキングを同じアジア圏内で見てみよう。これは各国で再生回数が多い楽曲の順にランクインされてます。(言うまでもないか)まずは日本。


続いて台湾。

続いて香港

続いてフィリピン。

最後にマレーシア

こうやって見比べてみると日本でランクインしているのは日本のJPOPの曲が8割、9割。Lady Gaとかは辛うじてランクインしてますが、DaBabyやThe Weeknd,Drake,Post Malone,Doja Catとか今を時めくHIP HOP、R&Bのアーティストの曲が、世界のアーティストの曲が全然入っていない。そう、洋楽と呼ばれるようなアーティストの楽曲が全然ランクインされない=聴かれていないと言うこと。日本で洋楽のアーティストがランクインされるとしたらテレビでちょっと取り上げられたりしたような人じゃないと入らないと言う現象は昔も今も変わらず。入ってもレディガガとかジャスティンビーバーとかアリアナグランデとか今ならビリーアイリッシュとかちょっとPOPS 寄りな人たちになるのかな。(MONGOL800の小さな恋の歌って確か随分前の曲だったかと思いますが未だにランクインしてるのには驚きました。)

近年世界で最も聴かれている、需要のある音楽はHIP HOPでROCKを上回ったとは言われるものの日本のランキング見るとホントかよって思っちゃいます。お隣の韓国のランキングはありませんでしたがおそらく日本みたいにはならないかと思います。BTSに代表されるように世界に通用するアーティストが出ていることからもシーン自体がちゃんと世界を意識しているんでしょうし。台湾も香港も自国なのかな?のアーティストもちょこちょこ入ってはおりますが先ほど挙げたUSのHIP HOPアーティストの楽曲もちゃんとランクインしておりますね。

このデータが全てではありませんが、こうしてみるとやはり日本は音楽に対して鎖国的だと思わざるを得ないと言うか寛容でないと言うかとにかく色々もどかしいと言うかモヤモヤします。

色々要因はあるんでしょうが、まずよく聞くのが英語で何言ってるかわからないとか。言葉わからなくてもフィーリングでかっこいいと思えればそれでいいじゃんって思うのは俺だけか。あとはテレビやメディアで取り上げられてるような流行り物しか興味ないみたいな思考停止なのか同調圧力なのかなんなのかわかりませんがとりあえずみんな聴いてるから僕私も聴くみたいな感じでしょうかね。自発的じゃないと言うところでしょうか。あとはこんな要因あるよって言うのあったら誰か教えて欲しいし意見聞きたいです。

これが日本なんだから文句言うなとか、日本は日本なんだよとかだったら日本から出て行けとか言われそうですが日本が音楽に対して少しでもオープンマインドになってくれることを願ってます。

最近好きな曲3選。Migosはアルバムが待ち遠しいが、確かQuavoだか誰だかがコロナが収まったら出すとか出さないとか言ってたような言ってなかったような。Futureは最近アルバム出ましたね。全21曲の中々のボリューム。個人的にはTravis Scottとの4曲目好きですね。そして先行シングルとなったLife Is GoodのDaとLilの二人のBabyをフィーチャーしたRemix入ってるんですけどDa Babyが完全に主役を食う勢いというかとりあえず最近のラッパーで一番好きです。現在ヒット中のRockStarのPVも見ものと言うかこの人のPVは結構凝ってる作りが多いから面白い。アルバムも全体を通してあっという間に聴ける傑作でした。