見出し画像

名前紹介

ぶんしょう舎課題『美来ー名前紹介ー』


『美』の語源・・大きいものは善いもの、美しいものである。大きな羊は献物として価値が高く、大きいものは「善」いものとされ、神に供えられる羊は美しく完全であることを求められたことから「大」+「羊」=「美」の漢字が生まれ「美しい」という意味を持つようになった。


『来』の語源・・「麦」は神様が人々にもたらした恵みの穀物だと考えられていた。そこから「神様からもたらされる→やってくる」と変化して「来る」の意味が生まれた。また「将来・未来」の意味でも使われるようになった。


『美しく力強く生き、美来にとって美しい美来(みらい)が来て欲しい』


と、両親が私の名前の由来を教えてくれた。少し照れくさくて私っぽくない由来だなと正直思った。まぁ、夢見がちで妄想ばかりしている私が考えそうな言葉ではあるけど。でもそれと同時に嬉しくもあったんだ。典型的な不良であった父と一匹狼の男の子相手でもタイマンを張ってしまう母が、真剣に私の名前を考え、柄にもない照れくさい様な名前の由来まで考えたという事実が微笑ましくも嬉しく感じた。どんな顔をして決めて、どんな話をしていたのか今度聞いてみようかな。


私の語源。神様の名前が2回も出ていらしていたり、穀物の恵みとか、規模が大きいなと戸惑っている。完全に名前負けしてるのが否めませんが。美の語源の説明の中で「善い」という言葉があったと思う。私は何故か、この字が気になってしまった。この「善い」の使い方は「行儀が善い」「心が善い」などで使うらしい。自分の内面に対して使うということなのかな?ちょっと考えてみたんだけど。両親が言う様に『美しく力強く生き、美来にとって美しい美来(みらい)が来て欲しい』という事は、この『善い』が出来ていないと、また理解出来ていないと、私にとって望んだ未来はやって来ないんじゃないかって思った。これが案外簡単なようで難しい。理解しているつもりでも実行に移すのは案外出来ない。例えば自分の保身を守る事や自分の楽な方へ行きがちになってしまう。しかし、そんな事ばかり続けていると、この「善い」という意味と私の名前の由来の意味からは離れてしまう。それは本当に避けたい。


課題で自分の名前を一文字づつ調べて、少し内容が壮大でプレッシャーを感じてしまった。なんだか今回話した事は、私のどうしようもない部分が出てしまっている気もしなくないけど。これはこれで私なので良しとしようと思う。だけど私は、これを気に改めて自分の名前が好きだなと思った。なので名前に恥じない様な「善い」人間になりたい。そしてこの格好いい名前をつけてくれた両親に大変感謝したいと思う。


ありがとうございました!!!

この記事が参加している募集

#とは

57,836件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?