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素っ気なさに纏われてみる

最近、毛布を新調。

毛布を例える、至福のふわとろ、極上の寝心地、高級な肌触り等々の溢れるキャッチコピーには興味なかった。

「新しくワンランク上の快適な生活を提供します」まるで誰もが望んでいるような文句に惑わされないようにしている。

1枚2千円ほどの、新素材の薄手の毛布を選んだ。素っ気なく商売っ気のない広告で、信頼できた。なんとも、動物を抱いているような、動物に抱きしめられているような心地よさ。もっとマス向けに宣伝すれば良いのに、と皮肉にも応援したくなる。