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日々のあれこれ、これまでの想い。 成人したひとり娘がいる、アラフィフのシングル。 人生…

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日々のあれこれ、これまでの想い。 成人したひとり娘がいる、アラフィフのシングル。 人生で今がいちばんたのしい。

最近の記事

横を見て、誰もいなければ

最近、同年代やもうちょっと年下のスキルバリバリ女子、「私のせいで、新入社員が辞めた」という話をよく聞く。 先週、カフェで隣のテーブルの女子が「普通に教えてただけ、パワハラ?」「相手は子どもなんだからと上司に言われた。じゃ彼らはいつ大人になるんですか?と聞いた」と友人に吐露していた。 私も40代初めの頃、同じようなことがあった。社長が「相手が若い子だから、嫉妬していじめてるんだよ」とある男性社員に私をそう評価したらしい。 何だかな、空間が違うところにいるような、世界も宇宙も全

    • 古いガイドブック

      2018年に台湾へ。その瞬間を楽しもうと写真をほとんど撮らず。 今年は海外旅行を控える予定で、当時のガイドブックで懐かしみ、復習。 コロナで、気に入ったお店がなくなってしまったかもしれない。 写真もちゃんと撮って、一期一会の旅行をしなければ。 台湾の地震、心配。

      • 妖艶

        最近、中国のドラマも観るようになって、美しさの違いに気付く。 妖艶さ。 日本人は愛くるしさ、という美しさかと思う。ミステリアスと言われるが、その可愛さに隠した本音とのギャップなのだろうか。 娘が生まれた日に、産婦人科の婦長さんが「この子は艶がある」と仰った。生まれたばかりの赤子への言葉とは思えなかったが、御見立て通り、娘はそのような顔立ちで、日本人らしく本音を容易に明かさない。 妖しいほどに艶かしく美しく。

        • 渦の中の感覚

          スペイン、バルセロナ、サグラダファミリアの塔を登ったことがある。 ひとりが通れるほどの細く長い階段で、くるくる渦の中を上がっていく。方向感覚もなくなる。 憑いている何かがふるい落とされ、洗濯されているよう。

        横を見て、誰もいなければ

        マガジン

        • わたしのこと
          66本

        記事

          阿吽ゲーム

          小さな会社に勤務しているので、経理も人事も営業アシストも、雑多に兼ねている。 これまで30年近く働いて、いろんな営業をみてきたが、頭の切れる人はゲームのように私との仕事を楽しんでいる。 説明を極端に省いて、彼らが満足する仕事を返すことができるか。 ある人は、机に小さなメモだけ置いていた。そこから全体の流れを掴み、彼の好みの書類を作成することができるか、のゲーム。 阿吽の仕事。究極に楽しいゲーム。

          阿吽ゲーム

          無意識な隙

          隙でもあれば可愛いのだろうけど、世話焼きタイプで、何かと感じ取ってしまう。 余計なことは言いたくないし、したくない。でも困っているのを感じると、自動的無意識で、体が動く。 隙を作るのも作為的、所謂、あざとい、ので、労力使ってまで不自然なことはしない。 歳下の女友達から、勘違いさせるような行動が多い、と注意されたことがある。 母性から来る行動なのだと思うのだけれど、勘違いしてくれるな、母に大きな隙があれば、幼な子を失いかねない。

          無意識な隙

          名前のちから

          日々、占いをあまり気にしないが、新年になると決まって女性雑誌の年間占いを読んでいる。 私の名前はある星を意味していて、無意識に自分を誘っているのかも知れない。 名前の通りに生きたいと思っている、呪縛ではなく、底力であり、私の意味。

          名前のちから

          潜む代償

          20代前半からパソコンを使用して、触らない日はないほど。 最新モデルに新調。タッチパッドの設定を怠り1ヶ月、手のひらに痺れを感じたが忙しさからそのまま、とうとう腱鞘炎に。初めてのことで初期の症状に気付けなかった。 便利さと娯楽の恩恵を、その代償を、自身で。

          潜む代償

          女は続くよ、いつまでも

          今年74歳になる母より、初めてピアスの穴を開けようと思うけど、どう思う? 大賛成、と返信すると、明日にでも皮膚科に行くと。 オシャレから程遠い母、たまに苦笑してしまう服を着ている。どんなピアスを選ぶか。 何があってピアスに興味を持ったかわからないが、女というものは女を続けて行くのだと感心した。

          女は続くよ、いつまでも

          潜伏

          最近仲良くなった人、何故か友達と言うことができない。 何かが潜み、信号を送ってくる。 利用を試みる人ではないのだけれど、踏み込んだ後の煩わしさを予感させる。 不穏が潜伏している。

          れんげが揺れる

          映画館、子供でいっぱい。上映作品を見渡すと子供向けが数作。もうすぐ春休みか。 キャンディを選んで量り売りするコーナー近くで、上映開始を待つ。女の子が背伸びしてふらつきながら袋にキャンディを詰めている。れんげの花が揺れているよう。 迷子になった男の子が父を探している。父が後ろから彼の名前を呼び、振り返って笑顔になる。 兄弟がアニメのセリフを真似して笑っている。 春、春、春。

          れんげが揺れる

          素っ気なさに纏われてみる

          最近、毛布を新調。 毛布を例える、至福のふわとろ、極上の寝心地、高級な肌触り等々の溢れるキャッチコピーには興味なかった。 「新しくワンランク上の快適な生活を提供します」まるで誰もが望んでいるような文句に惑わされないようにしている。 1枚2千円ほどの、新素材の薄手の毛布を選んだ。素っ気なく商売っ気のない広告で、信頼できた。なんとも、動物を抱いているような、動物に抱きしめられているような心地よさ。もっとマス向けに宣伝すれば良いのに、と皮肉にも応援したくなる。

          素っ気なさに纏われてみる

          小さいもの

          蓑虫やてんとう虫、雀でさえ見なくなって、無関心なのか、環境変化か。 子供の頃はもっと様々なものに興味があって、心がキラキラしていた。 孫でもいたら取り戻せそうだけど、娘は結婚にも子供にも無関心の天邪鬼。 大人になって欲しいけれど、もうちょっと娘と遊ぶか。

          小さいもの

          秘密のとびら

          大人は秘密を持っている? 私は子どもの頃、とても内向的だった。今のような楽観的でオープンな性格になるとは考えられないくらい。 言えないことや言わないことがたくさんあった。 いつ、その鍵が開かれたのか。経験によって、安全な開閉ができるようになったか。

          秘密のとびら

          一緒に暮らす

          20年近く使用しているハイチェア。自分でクッションを入れ替えて貼りなおしている。 時折、ネジが外れ、音がするようになり、脚のメッキ部分が濁ってきた。 こんなに長く一緒に暮らしている家具は初めて。 どちらが先に草臥れるか。

          一緒に暮らす

          デメリットも

          完全在宅勤務なので、小さな町への移住も選択肢に入るようになった。 移住フェア、気になる町のブース担当者と話すとメリットもデメリットもきちんと説明してくれる。 数日から数ヶ月、お試し暮らしがあるらしい。 今年は、デメリットも楽しめる余裕を持ってみるかな。

          デメリットも