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【競馬撮影】園田競馬編その1

まえがき

シリーズにしていきたいなーと思ってこの題名で見切り発車しました。見事軌道に乗るか競走中止と相成るかは私のモチベ次第。

園田競馬とは?

兵庫県が運営する地方競馬場で、他に姫路競馬場があります。阪急神戸線園田駅から無料送迎バスに揺られて10分程度。大阪梅田からなんと30分以内でお手軽に行けてしまう大変にアクセスの良い競馬場です。


園田競馬場の魅力

競馬歴が浅い私が語るのは少々気が引けますが、園田競馬に限らず地方競馬場は「鉄火場」です。中央競馬の治安のそれを煮詰めたような独特の雰囲気がただよっています。そりゃそうでしょう、なんてったって開催時間は平日真昼間。暇な大学生とおじいちゃんとニートくらいしか来れません。まあ治安の悪化は必然ですね…罵声と怒号と馬券が飛び交う中、砂塵を巻き上げながら力強く走る競走馬達を眺めるのもなかなか乙なものです。
魅力とか銘打ちながらここまでマイナスな事しか語ってないのでそろそろいい所を挙げましょう。
ひとつは施設が比較的綺麗なこと。パッと見年季の入った建物に見えますが、内装は中央競馬の競馬場にも劣らないほど綺麗です。指定席は買ったことがないので分かりませんが、外から見た限りでは同じくかなり綺麗に見えました。おそらく改装してからそこまで日がたっていないのでしょう。地方競馬場=汚いというイメージを持っている方は一見の価値ありです。
2つ目は、地方競馬独特の距離の近さでしょう。中央競馬はラチから馬場までが遠く、特にダートや障害コースはそれが顕著です。しかし、地方競馬場は一部例外を除きダートコースのみ、コースも中央競馬に比べたら小ぶりで、かつラチから馬場までが近いので大迫力が味わえます。また、レースの間隔が長めで、中央競馬のように複数場開催も無いのでゆったりと進行していきます。レースの間に実況と解説が軽く雑談してたり、誘導馬や出走馬の騎手の方がファンサしてくれたりと人との距離も近いように感じます。


【撮影】

前置きはこれくらいにして、撮影開始。この日は昼頃に用事があったため遅めの到着。その金ナイター開催日のためか人は割と入ってました。9レースから撮影開始、11レースで撤収しました。

ISO500、1/640、F4.5で撮影
ISO400、1/400、F6.3で撮影

来た時間が遅かったので空がかなり暗くなっていました。機材が高感度耐性皆無なのでとりあえずISO低めで。撮って出しなので若干暗めですがこれはこれで個人的には好きなのでそのままで。

11レースになるともうほぼ完全に日没。ISO3200が上限のD300には厳しい条件です。しかもISO1600を超えると目も当てられないほどガビガビになるので実質1600まで。いくら流し撮りだからSS遅くできると言ったって限度があります。これはもう厳しいか…と思っていましたが。

ISO1250、1/125、F4.5
上に同じ

あれ、意外と綺麗に撮れる。
ナイター開催ということで強力な照明が付いていたおかげで、思ったよりもしっかり撮影出来ました。
まだ12レースが残っていましたが、お腹も空いていたのでこれで撤収とすることとしました。

上に同じ

こちら個人的本日のベストショット。グランプリワン号、鞍上は木本直騎手です。ラチ沿いで撮影していると、返し馬の途中でこちらに近づいてシャッターチャンスを作ってくれました。優しい!
【追記】
素敵なファンサービスをしてくださった木本騎手ですが、2022年12月に亡くなられました。ご冥福をお祈りします。

撮影終了

11レースで撮影を切り上げ、場内の串カツ屋へ。これも中央競馬には無い魅力のひとつですね。スポーツ居酒屋の競馬版みたいな感じでしょうか。勿論机にはマークカードと鉛筆が常備、モニターではレース中継をしています。

生中と串カツおすすめセットで同行者と乾杯。お値段もお手頃でとても美味しかったです。

園田競馬編第1弾、いかがでしたでしょうか。少しでも園田競馬、ひいては地方競馬場の魅力が伝わったら嬉しい限りです。
ではまた。

【撮影機材】

競走馬写真 NikonD300+TAMRON100-400
それ以外 iPhone13

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