真面目にやるよりうまくいく、クリエイティブ思考
皆さんはこんなことを言われたことはありませんか?
「コツコツと真面目にやりなさい」
学校の先生や両親から教わった人が多いと思います
ですが、実は真面目にやるよりもクリエイティブな思考を持った方がうまくいくという研究があります
まずなんで真面目にやるより、クリエイティブの方がうまくいくかの説明させてください
簡単に言えば「楽しんで取り組むことができるか」が大事になります!
ドレクセル大学の研究で22人のジャズのピアニストを対象に行った研究を見て見ましょう
まず、オリジナルのベーストラックを作り、被験者たちにそのリズムに合わせて即興でピアノを弾くように指示しました
その際に、2つのグループに分けました
・「あなたの過去の演奏より、さらにクリエイティブに演奏してください」と言われたグループ
・「あなたの過去の演奏を超える、ベストな演奏をしてください」と言われたグループ
この2つに分けて演奏をしてもらいました
その後、第三者に採点させたところ、「クリエイティブに演奏してください」と指示されたグループが圧倒的な勝利でした
「ベストを尽くす!」と考えながら演奏したグループよりも「クリエイティブになる!」と考えたグループの方がなめらかにピアノを弾き、美しい響きも多くなり、より斬新なプレイも増えました
このように「うまくやろう!」とすると逆に力が発揮されなかったりすることは誰にでもあります
大事な試合やプレゼンの時など「今日は頑張るぞ!」と思うほどガチガチになり、持ち前の力が半分も発揮されずに終わってしまいます
では「クリエイティブになるぞ!」と考えただけで、この問題が解決できるのはなぜでしょうか?
答えは簡単で、創造性を心がけたおかげで、自分の意識が「結果」から「過程」に変わったからです
「ベストな演奏をしなければ!」と考えたグループは「最高の演奏をした自分」をイメージして、それを越さないといけないといプレッシャーが生まれます
そうすると「とにかくミスをしないように」という気持ちが生まれてしまい、自分の本来持っている力が発揮できないのです
前述のとおり、このような思考では体はガチガチになってしまい、のびのびとした演奏をできません
皆さんも「失敗だけは避けないと...」と思っていたら逆に失敗が多く目立ってしまったという経験があると思います
これは結果にとらわれたせいで本来の力が出せていなかったのです
一方で「クリエイティブに演奏する!」と考えた場合は、過程の方に意識が向かいます
「もっと新しい弾き方をするにはどうすればいいだろうか」
「次のところはもっとゆったりとしたテンポにしてみよう!」
というように具体的なプロセスに集中しやすくなります
このような思考の法がいい結果が出るのは言うまでもありません
「最高の結果」を求めると緊張でガチガチになってしまいますが、過程に集中するせいで過度なリラックス状態が生まれます
要するに、本番でいつも力が発揮できない人ほど、クリエイティビティは欠かせません
結果を求めて取り組むよりも、創造性を発揮して楽しむほうが結果がよくなるのです
いかがでしょうか?
みなさん思い当たる出来事などたくさんあると思います
今日からマインドを変えれば、明日のあなたは輝いています
「最近うまくできない」「調子が悪い」と思っている人は
ぜひ試してみてください!