2種のお雑煮

あけましておめでとうございます。Yukiです。本年も何卒よろしくお願いします。
今年の目標などを「note書き初め」なんてしている方も多いことでしょうが、僕はそういうのではなく、お正月らしく、雑煮の話題でいきたいと思います。お雑煮の具材、餅が丸いか四角いかが地域によって異なり、それだけで地域性が出るものです。そんな我が家では両親の影響からか2種類のお雑煮が出てきます。

〇〇味噌プラスα


関西では白味噌ベースに丸餅の雑煮が紹介されることがあります。ただ、僕はこういう雑煮を食べたことがありません。
我が家では合わせ味噌ベースで丸餅にかつお節をトッピングしたものが出てきます。ただ、我が家以外では見たことが無く、少し調べてみました。それによると、これは福井県嶺南地方、特に敦賀市近辺でよく食べられるものだそうです。僕の地元滋賀県長浜市にも地理的に非常に近いですし、父方は長年長浜に住まいを構えてきたこともあって、最低でも祖父の代からこれが当たり前なのかと思います。
長浜市内の他の家庭の雑煮事情は分かりませんが、意外に多かったりするのかもしれません。
↓合わせ味噌の雑煮。鰹を添えて。

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雑煮バージョン2


そんな我が家ではもう1種類雑煮が出てきます。それはおすましベースで丸餅でブリがトッピングされています。これは福岡や大分など九州北部でよく食べられている雑煮です。僕の母が大分生まれで母方の祖母から受け継がれたものになります。一時期は僕の魚嫌いで中止されていたこともありましたが、魚嫌いが緩和された最近は我が家の定番として正月の食卓に登場しています。
↓「雑煮バージョン2」こと九州北部流ブリの雑煮(僕のリア友用インスタより)

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ということで、2021年1発目の記事は我が家の雑煮事情を綴りました。雑煮と一言で言っても、地域、食文化によって細かくばらつき、さらに両親の出身地によって、2種以上の雑煮が出てくることもあって、家庭によっては1つとして同じものがないぐらいなことになっています。
雑煮の世界って不思議で奥が深いですね。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。