見出し画像

思い出が強い3曲

過去に何度も音楽にまつわる記事を書いてきた僕にとっては食いつかない理由が無い募集記事。ただ、僕はいろんなバンド、アーティストを愛していて、なかなか「これ!」という曲を挙げるのは至難の業。そんなこんなで考えた末に

自分の思い出が強い曲

を挙げることにした。

SILENT SIREN/ビーサン

まずは「サイサイ」こと『Silent Sirenサイレントサイレン(→SILENT SIREN)』。一番最初にに知ったのがこの曲。ラジオのパワープレイ、いわゆる月替わりのオススメ曲として流れてきたのがきっかけだった。
この当時は、即ハマるまでには至らなかったが、後に『KAKUMEI』という曲で再燃。京都であったリリースイベントで足を運んだり、2017年のツアーでは「グランキューブ大阪(大阪国際会議場)」で目撃してきた。特にツアーでは、ラストでこの曲が披露された。最後に歌詞をレスポンスで叫んだときは抱えていたモヤモヤと傷が全て吹っ飛んだ最高潮の気分に達した。ツアー直前はアルバイトでいろいろあり過ぎて、誰にも話す機会が無くて壊れる寸前に至ったときだった。台風が近づいていてどうなることかと思ったが、ちょうど良くズレてくれて開催ができ、結果的に生き永らえることができ、バイトも頑張れた。そんな感謝が大きい1曲なのだ。

昨日、サイサイからドラマーのひなんちゅが今月のライブを最後に脱退することを発表した。あまりにも青天の霹靂でショックだったものの、本人が次のステージに進むための決断に僕は全力で支持したい。そして、このライブ含め、カッコいいドラミングで我々サイファミを楽しませてくれたことに感謝したい。

あいみょん/君はロックを聴かない

お次はあいみょんの『君はロックを聴かない』。あいみょんを知って、一番初めに買ったCDだ。知ったきっかけは僕が片想いしている女の子。高校時代に告白して気まずくさせた後、それが緩和されたときに会う機会があったりインスタなどをフォローしていたりするとあいみょん好きを公言していた。そっから気になって聴いたのがこの曲。
名前の可愛さと相反する力強いアルトボイスに魅了されて、CDを買いまくり、聴きまくって、2020年2月には大阪城ホールでのツアーに参戦が叶った。コロナ禍直前ギリギリで思いっきし声を出せる環境だった故にこの曲では会場全員大合唱し、歌詞を覚えていた僕も一緒に歌えた。今では貴重過ぎる瞬間だった。
ここ最近この女の子とはいろいろあって再び疎遠となり、現在進行形でストレスを抱えている僕ではあるが、同時に愛しているあいみょんはストレスフリーどころかライブに行きまくって、見てるときは一瞬だけどうでも良くなるぐらい。本気の恋はズタボロで燃え尽きても、あいみょん愛は衰えないし燃え尽きることはない。また参戦したい。

KANA-BOON/1.2.step to you

代わってこちら。僕が本格的に邦ロックにハマるきっかけとなった1曲。彼らがまだメジャーデビューしたての頃にラジオで出会った。その後にハマったこの曲は失恋チックがあって、告白に失敗し傷心していた僕にとっては非常にリンクした。このMVの最後のサビ部分でボーカル谷口鮪さんが彼女を演じる岸井ゆきのさんに向けて熱唱しギターを弾いてるシーンに心を打たれ、ギターを文化祭でやりたいきっかけとなった。親に断られそうで怖かったこともあって、文化祭でバンドをすることは叶わなかったし、ギターも自己否定の強さでやらなくなったが、KANA-BOONは今でもけっこう聴く方だし、僕を邦ロックの世界へいざなってくれたという点では非常に思い出深い1曲だ。いつかはライブで目撃してみたい。

迷いに迷いましたが、この3曲を思い出の強い3曲として挙げてみました。3曲だけではなかなか僕の音楽遍歴を語り尽くせるまでいきませんが、一度でいいから聴いていただけたらと思います。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。