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あの場所は今どうなってんねやろ?

この記事を書いてふと思い出したことがある。

去年の旅のこと。富山をメインに列車を乗り回してきた。氷見市の手前にある「雨晴海岸」にも足を運んだ。今の現状はテレビでは伝えられていない。ただ、位置関係は能登半島の付け根にあたるし、海沿い。心配になって仕方がない。

この場所は「ヨルシカ」の『ただ君に晴れ』のミュージックビデオが撮影された。海の風景が美しく、冬の立山連峰との写真はかなり有名。そんな場所も激震に見舞われた1つとなった。

しかし、この場所の映像はテレビでは流れてこない。今どうなっているのか気が気ではない。場所は海沿い、津波の被害は少なからず受けていることだろう。

雨晴海岸の最寄りである「氷見線」も被害を受けて運休している。被害がどれぐらいかは分からないが、少なくとも1月5日までは運転ができないとのことだ。

雨晴海岸のあとに行ってきた「内灘町うちなだまち」も大変な被害になっていた。

地震で液状化し、住宅が傾くなどしている。ただ、浅野川線は全線復活しているとのこと。電車に少し乗って、降りただけだが、やっぱり行っただけに心配になる。

一番不安に感じているのはそこにいる人、過去に住んでいた人、そこが故郷の人だ。ただ、旅するだけでもあの街、あの場所が変わり果ててしまうことには胸が締め付けられる思いがある。
とはいえ、無力なことは変わりはない。自分の生活を生きていくぐらいしか。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。