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サイコロきっぷ2投目

「サイコロきっぷ」でこないだ「白浜」に行ってきた。実はもうワンチャンス振ることができ、2投目を振った。

行き先はまたもや「白浜」だが、実は2回目が同じ行き先の場合は自動的に「博多」も選べることになっている。言わずもがな後者を選択して行ってきた。

みずほ611号

強い雨の中、新快速で新大阪へ。駅弁とビールなどを調達して、新幹線改札へ。

いきなりの雨スタート
何度通ったかいつものとこ。
20番線ホームへ。昔は0系か100系がよくおったなぁ。

そして、20番線へ行くとすでに列車が到着し、車内清掃していた。

「みずほ」とご対面

N700系「みずほ」うっすら青いのが九州方面の特徴。
「レールスター」の大成功で息を吹き返し、九州と繋がった効果も相まってこんな人だかり。

行きで乗るのは「みずほ611号」鹿児島中央行き。2011年の九州新幹線全通でデビューし、関西、山陽、九州を1つで繋ぐ最強ランナー。特に「みずほ」は「のぞみ」に相当する列車で停車駅もかなり絞られている。

色と音で見分ける

左下のJRロゴと音楽で2社を判別できる。

「N700ファミリー」や北陸新幹線などと同じく見た目が同じなのに所属とチャイムが違う車両が混じっている。この車両は「西日本」所属の青いJRロゴで『いい日旅立ち〜西へ〜※』が車内チャイムで流れる。一方の「九州」所属では赤いJRロゴ。車内チャイムはキーボーディストの向谷実さん作曲のオリジナルメロディが流れる。

※山口百恵さんが歌う原曲のメロディながら、山陽新幹線の旅キャンペーンのCM向けに「しまなみ」「西へ行く」など歌詞が異なっていて、鬼束ちひろさんが歌唱している。

豪華な指定席

「さくら」「みずほ」などで使用される車両は指定席でも座席のレイアウトが2+2となっている。今回のきっぷは必然的に座席指定となるのと普段乗れない車両でグリーン車並みの快適さを堪能したく、せっかくだしと思いこの列車をセレクト。

デッキ
黄土色のような色合いに和風の柄、お得意の木目をふんだんに使っている。
カーテンも

車内のデザインは九州新幹線800系で採用された和のテイストをアレンジ。「西日本」の良いとこ「九州」の良いとこが合わさった極上空間に仕上がっている。奥ゆかしくも16両には無いこの特徴はみんな乗りたくなるものだ。

初「呑み鉄」

近江牛の焼肉&すき焼き弁当。グリーンラベルとウコンを添えて。

今回の旅では、「呑み鉄」も楽しむことにした。飲み会、家以外で酒は飲まないが、「鉄道×酒」の相性の良さに触発された格好。まずは手始めに個人的にたまに買っていて、大好きな「あいみょん」がCMに出ている「グリーンラベル」を駅弁とともに。お酒と駅弁という組み合わせに加えて音楽も入り混じって良い気分。これもありかもしれない。

関西から瀬戸内の景色エトセトラ

新大阪を出るや否や下に見えてくる車庫。主に宝塚線の電車や「トワイライトエクスプレス瑞風」などが寝ぐらにしている。
播磨灘。
カープの本拠地。今日は遠征中?
周南市徳山の工場群。
急カーブでかなり減速するため思ったよりゆっくり楽しめる。

基本的にトンネルだらけの山陽新幹線ではあるが、新大阪の車庫や「カープ」の本拠地「ZoomZoomスタジアム」山口周南市徳山駅付近のコンビナート夜景などの風景から山陽線や鹿児島線、芸備げいび線などの列車たちも拝めた。

with MUSIC

雨ということで『やっぱり雨は降るんだね』『さよならベル』でスタートしたが、すぐに上がって、夕暮れソング、後半で日没となって夜ソングなど様々なアーティストをかけた。思ってるよりも早く上がったからもうちょっと雨ソングを楽しみたかったなぁ。

博多到着!

11番のりばに800系つばめ。
新しめの車両では「つばめ返し」や波打つラインが特徴。
二大コンビニがこんな目の前に。そういや福岡市内ってファミマ多めよなぁ。
在来線もすぐ下に見える。
博多駅筑紫口
福岡のバスといえば「西鉄バス」市バスという概念がないし、なぜか高速道路通るしすごいよなぁ。

約2時間半ちょっとで博多に到着。1日目はここまでにしてホテルへチェックイン。ここから翌日、翌々日、奇跡あり、ピンチありの旅になるとは…

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。