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大晦日と正月のルーティン

年末年始のテレビは基本的に特別編成になっているが、毎年毎年恒例でやってる番組が多くて、「これ見んとアカン!」というぐらいになっている。

格付けチェック

最近は改編の合間の年数回やってることが多いが、それでも、10年以上お正月における「6チャン(テレ朝系)」のゴールデン恒例の番組になっている。クイズの内、「ダンス」「六重奏」「ビッグバンド」など視聴者でもできるお題は家族で盛り上がって正解できたりしなかったりする。間違っても「こういう雰囲気やったらこっちか」という納得さもある。

今年はGACKT様が復活し、楽しみな反面「無理せんといてなぁ」なんて思ったりしたり、消えたり一流に返り咲いたり、「ザコシ」になったり悲喜こもごも面白い。

2355、0655 年越しをご一緒にスペシャル

NHK「Eテレ」が誇るユルい人気番組は「ゆく年くる年」「東急ジルベスターコンサート(テレ東系他)」など錚々たる番組とならぶ隠れた年越し定番となっている。

年越し前は石澤典夫さんの癒やしのナレーションとともにしんみり楽しむ。「ロッチ」による『Bar仮説』「阿佐ヶ谷姉妹」による『ヨルガヤ姉妹』が年越しまでをつなぐ。年越す瞬間にはお馴染みの時報とともに鐘が鳴らされる。ちなみに22年→23年『ヨルガヤ姉妹』のガヤを交えてのカウントダウンもあった。

年を越すとその年ごとの「干支ソング」で幕を開け、「新春たなくじ」「夜ふかしワークショップ」と続く。「干支ソング」では「ブラザートム」さんや中尾ミエさんなどの大物から「ジャングルポケット」「おいでやすこが」といった芸人などが歌っている。

昔、ハマって、今は全く見なくなったが、大晦日のルーティンになってしまったからか予告がなくともいつも「2ch」をポチッとしては確認している。

孤独のグルメSP

最近の定番となりつつある『孤独のグルメ』の大晦日スペシャル。

2022年では、五郎が築地場外市場で商談をしてたら、取引相手にカニのオブジェを小樽の旅館まで届けてほしいと頼まれるというところから始まる。オブジェを「黒いミニ」に詰めて、茨城大洗へ。そこからフェリーで苫小牧、そこから札幌、小樽、石狩に戻ってはまた小樽といろいろ振り回されながらも、美味しいものを食べつつ、去年から共にする「黒いミニ」でカニのオブジェを小樽の宿に届けるというストーリー。個人的には小樽と札幌へ修学旅行へ行ったからそれを思い出してなんか懐かしい。今度行くとなったら、楽しみ尽くせてない鉄道メインでいろいろ行きたいもんだ。

過去には大晦日当日に生ドラマをして、セリフの一部がリンクしていたり、その様子の一部がSNSで話題になるなどかなり攻めた内容もあったりする。こういうのでハマってからレギュラーシーズンも見て、普段の行動も相まって「外では美味しいものを食べよう」と研ぎ澄ますようになった。

いつもは見なくても、ラジオ三昧でも、こういうのはほぼ確実に見ていることの多い年末年始。テレビを見ずに、初詣、カウントダウン、ファンなら終夜運転観察などでどこかへ繰り出したりする人も多いし、一度はそういうのをしたかったりも。それでも大晦日のテレビはずっと見てるし悲しい気持ちになる事柄が少ない傾向だから楽しい気持ちでいられる。特に昔からやってるのだと、今年もやってる安心感もある。やっぱりこういう時期のテレビが一番楽しい。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。