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琵琶湖が見える丘で

このイベント目当てで滋賀県立美術館に行ってきた。それから、アートに触れたり、あるビュースポットに寄ったりとした。

瀬田駅思い出

まずは琵琶湖線の普通電車に揺られ瀬田駅へ。

普通電車しか止まらない駅ながら龍谷大学瀬田キャンパスへのバスが多数発着し賑わう。ちなみに僕がここに来るのは2度目。前は駅員のバイトで「琵琶湖大花火大会」でヘルプに来たとき。一番の最寄り大津駅や膳所ぜぜ駅に比べれば落ち着いている方だったので、しっかり案内と放送しつつ、休憩で初対面の社員さんと内輪で楽しくほどほどにバカやってたのが懐かしい。

バスに揺られ

そんな瀬田駅からオレンジ色のバスに揺られ、10分。「文化ゾーン前」というバス停で降りてしばらく歩く。

滋賀県立美術館に着いた。早速上のイベントを見に行った。

尾上の生活風景

主に長浜市湖北町にある尾上おのえという地区の風景が中心で琵琶湖に飛来するコハクチョウの群れや淡水湖では珍しい漁港やそこを拠点にしている漁師さん、「尾上菜おのえな」栽培に取り組んでいる高校生などこの地区に絞って魅力を写している。

僕はこの地区は「湖岸道路」で通過したことあるだけで、“温泉”のイメージが根強かった。しかし、“温泉”だけではなかった。湖北ならではのコハクチョウもそうだし、何より「生活」がよく見えた。「母なる湖の恵み」に生かされていて、写真を通じて大いなる活力も見えたように感じた。おまけに取材風景をインスタグラムのストーリーで見たときに湖北弁でやりとりしているのが強いノスタルジーを感じてやっぱり湖北が好きなんやなぁと思った瞬間だった。

1人でアート

お目当てを見たが良いが、あくまでサブの部分に過ぎない。せっかくなので観覧料を払って、ホンマもんのアートも感じてみることにした。

3つの企画展を見に行ったのだが、僕はアートには疎くておそらく1人で来るにはもったいなかったような気がした。それでも、ノンノイズの静けさでいろんなことを感じられるし、雪の湖北の風景を描いた作品には興奮した。もっと勉強できたらな。

あれが見えるショッピングモール

“県立美術館”を後にし、丘を歩いて下る。

丘の上から見える美しい“マザーレイク”。実は以前「高速教習」で京滋バイパスを降りてこの辺りもこの風景も見覚えがある。結局ペーパーに成り下がったが、良い思い出だ。

この坂をさらに降りたところにあるのが

「フォレオ大津一里山いちりやま」。(外観写真撮り忘れました🙏)「大和ハウス」が展開するショッピングモールで大阪や仙台、横浜、博多などにもあるうちの1つ。県内最大規模を誇る「大垣書店」を始め、「ピアゴ(スーパー)」「エディオン」「ニトリデコホーム」などが入居する。高速のICにも近い好立地で人気のショッピングスポットだ。

実はここにはショッピング以外に特徴的で子供が大喜びするこんな場所がある。


なんと、東海道新幹線を間近で眺められるテラスがある。この日もちっちゃい子供を連れた親子をちらほら見かけたほど、超人気スポットだ。

比叡や逢坂おうさかなどの山々、美しいレイクビューの下を最高時速285㎞で駆け抜ける新幹線。母方のおばあちゃんに会いに行くときには何十回も乗ったし、いつも3人席だったからこの場所の存在も知っていた。ただ、いざ来てみると「すごいところ来ちゃったなぁ〜」と感嘆が出るほどの美しい風景に圧倒されて、その光景を激写できた。こんな場所はなかなかない。

ちなみにこのテラスの掲示には“幸せの黄色い新幹線”こと「ドクターイエロー」の通過時刻が記載されていた。僕は23年の人生で比較的新幹線に乗ってきて、一度しか会えていないが、またこの目でこのスマホで収めてみたいもんだ。今度は時速270㎞の勇姿で。

「琵琶湖の見える丘」で故郷のいいとこを見て、アートに触れ、“オタク魂”を開花させた今回のぶらり。ドライブには最高のロケーションでショッピングもできるから「ドライブデート」にはうってつけではなかろうか。僕には遠い話ですが笑

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