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傷と悪魔と恋をした!@京都

2021年のあいみょん弾き語りツアー『傷と悪魔と恋をした!』。全国15ヶ所を周るが、緊急事態宣言で沖縄、東京、大阪などが延期となっている。そのうち参戦したロームシアター京都(旧京都会館)の公演は感染対策を施し決行されることとなり7月15日を迎えた。

物販ではソーシャルディスタンスが取られ、声かけをするスタッフ陣はマスク+フェイスシールド。(それ以外はマスク着用)入場と退場は座席ごとの分散が取られた。ただ、キャパ制限はないらしく、けっこうギチギチに客が入っていた。

そして、ライブがスタート。アコギ1本担ぎ、円形の小高い舞台に立ちスポットライトを浴びたあいみょん。初めて生で目にする弾き語りスタイル。バラードから楽しい曲まで様々で、曲調によって照明が変化していくのも楽しい。そんな今日、特に強く感じた事が2つある。

まず、MCの合間や公演終了後には「ありがとう!」「あいみょんしか勝たん!」「一生AIM!(ファンやファンクラブをこう呼ぶ)」「結婚します!」など声が出せない代わりに色とりどりのフリップを使う人が非常に多かった。制約が多い中でも、こうしたアイデアで柔軟に推しへの愛情を伝えるのは凄い。本気で好きだからこそなのかも。

もう一つ「君はロックを聴かない」という曲をトリで演奏する直前にはあいみょんがスタンダップを促し、総立ちでクラップと手の声援でロームシアターが沸いたように感じられた。これが、武道館を弾き語りだけで沸かせるあいみょんの凄さなのだと感じた。

初めてホールで見た弾き語り。個人的にはバンドスタイルが好きでそっちの方が泣けやすいのだが、弾き語りもいいとこあって、武道館で1人で弾き語って大成功したのがうなづける。
実は後半で、お腹のハリに襲われ苦しい思いもしてしまったが、先のトリで大いに楽しんだことで少しは緩和されたこともあったから、結局良い思い出となった。それだけあいみょんのいろんなパワーがある証拠なのかも。いい夜をありがとうございました。

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