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発音が気になる。

何気なく話してる言葉であっても、地域によっては発音のアクセントやイントネーションが異なっていたり、標準語とは違う「地元アクセント」があったりする。テレビやYouTubeを聴いていると僕はプロでもないのに気になってしまったり、馴染みある発音との違いで気持ち悪さを感じることもある。

ある私鉄の発音

大阪や和歌山に路線網を広げ、かつてはプロ野球「南海ホークス(「ダイエー」を経て「ソフトバンク」)」を所有していた「南海電鉄(南海電車)」。

南海電車の高野線

他の五大私鉄とともに「南海」とだけ呼ばれることも多いが、このアクセントが

  • 抑揚をつけない(平板読み)

  • 『なん』を強調する(頭高読み)

かで2つ存在する。

YouTuberのうち「がみ」さんを始め、関西以外を拠点にしている人は前者、「西園寺」さんなど関西人だと後者をよく用いるし、CMやビデオなどのナレーションも後者になっている。そして、「トシちゃん」こと田原俊彦さん出演のテレビCMも後者の発音で公式にはそちらだと思われる。

ただ、後者に慣れ過ぎている僕からしてみたら、前者の「平板読み」は気になり過ぎてしまう。特に大井川鐵道で「南海」からの譲渡車が在籍していることを紹介する際に「平板読み」が多発して集中できないことが多々ある。とは言っても、アナウンサーのようにそういうことで厳しく言う人は完全にアンチ扱いされるし、鉄道のええとこを伝えてるだけだからあんまり言いたくはないが。

地元アクセント

地元でしか言わないアクセントというのは多々ある。僕の地元滋賀では

  • 「長浜」の「なorが」を強調(標準は平板)

  • 貴生川きぶかわ」の「き」を強調(「ぶ」を強調することが多い)

  • 「近江八幡」の「は」を強調(標準は「ち」を強調)

するなどがある。また、東京と大阪にある「京橋駅」の発音も東京の方は平板に対して、大阪は「京」を強調するし、「大宮駅」も埼玉は語尾が上がり、京都は「大」を強調したりするなど、同じ漢字同じ読みでも西と東でアクセントが異なったりもする。

あの名物の発音

ニュースを聴いていると、「くまモン」の発音が「くま」を強調するのではなくて語尾が上がる発音が正しいそう。また、沖縄の「シーサー」は平板が正しかったりする。これらを聴いたときは驚いたが、地元民に怒られないように個人的に会得していたりする。

気にし過ぎ、でも…

個人的には気になって仕方がないが、そういうところは「HSP」つまり「繊細な気質」故に耳が敏感だから側から見たら

そんなん気にするかい。プロやないクセしてえらそうやな。

と反論されるしれない。そりゃ、僕は大学2回生でちょっとかじったぐらいの人間だもの。

それでも上手い喋り手は非常に聴き心地が良かったり、辞書好き、言葉好きだったりするし、面白かったりもする。そういうところに声質の良さが合わさることで「ええ声」なんて言われたりもする。「たかが」と思えどもちっちゃいこととは言い切れない。

旅していると、地元とは全く違う方言にビビッときたり、仙台育ちの母校の校長先生のコテコテの訛りは今でも記憶に残るインパクトがあった。朝ドラ『カムカムエブリバディ』でも声で登場した浜村淳さんも京都訛りベースの「浜村節」が高い支持と長寿番組たる所以だったりもする。アクセントやイントネーション1つ取っても、印象とか聴き心地を左右するものだと思う。「ええ声」「イケボ」という要素もそういうところなのだろう。冒頭の指摘ははっきり言って「文句言い」みたいなもんであるのは承知だが、それぐらいアクセントやイントネーションは大事なもんだということは言いたい。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。