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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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2022年5月の記事一覧

論文の簡単な探し方と読み方 ~英語が読めなくても大丈夫~

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肩関節の位置が変化すると モーメントアームも変化する!~臨床へ汎化させるポイント~

肩関節は多くの筋肉が働き、屈曲・外転・回旋等の運動が生じます。肩関節の運動に関与する筋肉は多くあり、一定の作用を持つ筋肉と関節角度によって作用が変化する筋肉もあります。 関節角度により、作用が変化する筋肉はどの関節にも認められます。例えば、股関節でいうと代表的なものが梨状筋や大内転筋が挙げられます。梨状筋は股関節屈曲角度が増大すると「股関節外旋→内旋」へと変化します。大内転筋も股関節屈曲角度が増大すると「股関節屈曲→伸展」へと作用が変化します。 肩関節の腱板筋群を例に挙げ

足底腱膜炎と下腿後面筋の関係性 ~アキレス腱と足底腱膜は繋がっている!~

足底腱膜炎は「人口の約10%に発症する」と報告されており、特に、40~50代に多い疾患です。一度発症すると慢性的な経過をたどり、一度症状が軽減しても再発するリスクが高いイメージがあります。 足底腱膜の原因として考えられているものとして、肥満、足底内在筋の機能低下、扁平足(内側縦アーチの減少)、足関節背屈可動域制限などが挙げられています。 しかし、上の原因以外にも足底腱膜炎の原因として考えられるものがあります。今回の記事では、下腿後面筋と足底腱膜炎の関係性を考えていきたいと