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20240701 ひさしぶりの、

 ずっと何も書いてないと、文章の書き方を忘れる。もともと文章が上手に書けるわけではない。それでもワードを開いても、何の言葉も浮かばず、ただ真っ白な画面を見つめることになってしまう。習慣になれば何も考えないで書けることも、一時間かけてもでてこなくなる。

 気づけば今年も半分が終わった。あっという間に感じる。何もできていない気がする。でも、そんなことはないと思い返す。そのための記録だ。私は少しずつ変わっている。それは事実のようだ。自己批判はなかなか止まらない。そしてこの自己批判ほど自分の成長を止めているものもないんだろうなとも思う。自分の批判はいつか誰かへの批判に変わっていく。自分が味方ではないと、周りも味方にはできない。

 シャワーを浴びながら、いろんなことを思い出していく。記憶はいつか妄想に変わる。ナンバーガールがそう歌ってた。でも、記憶なんて最初から妄想なんじゃないか。記憶というものは不確かなはずなのに、そのイメージは俺に鮮明に襲いかかる。記憶を無視して生きていくことは困難だ。だから私たちは過去を引きずって、苦しみながら生きていく。トラウマを再演していく。

 それでも、いつまでも過去に縛られなくても生きていける方法だってきっとある。とにかく笑っていたいと思う。いまはまだ過去の影響なのか、すぐ不安になって、周りが怖くなってすべてが敵に見えてしまうときもある。そんなときは怒りが湧いてきたり、自分自身をそっと消したくなる。でも、そんなときもそんな想いを抱えながら、笑っていけたらいいと思う。自分のこんな想いもまた妄想に過ぎないんだなと思いつつ、しかし私にとってはリアリティがあり、いつかこの記憶とも仲良くなれたらいい。

 人生は間違いなくいい方向に進んでいる。不安はどんな状況になっても抱えていくものなのだろう。不安との付き合い方は昔よりうまくなった。不安の総量も少し減ったのだろうけれど、思いのほかまだまだ残っているなあという印象もある。不安が少しだけ減り、そしてもっと付き合い方がうまくなれば、私はもっと強くなれる。

 いかにつよくなるか。そういうことを考えている。すこしずつやっていくしかない。それはわかっている。その事実に向きあいたくないときもある。そういうときは、近道を探して、でも何もないことに気づいて、ただ時間を浪費する。ひとつひとつ。たとえば、明日のために夜は風呂に浸かるとか、そういうレベルでひとつひとつするしかない。今日は筋トレをして寝る。食事を健康的に。いつもより笑顔でいる。そういうことをするしかない。

 2024年の後半戦もがんばっていこう。ぼちぼち。力を抜いて。笑顔で。

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