映画版ハリーポッターに出てくる、暴れるほど絡みつく木の根っこの床みたいな話
自分でも気付かないうちに、心に、小さな小さな傷、それは、手を洗った時にしみて初めてわかるくらいの、紙で切った傷くらいの小さなものが、どんどん溜まって、気付いたら取り返しがつかないほど深い不快傷になっていて、梅雨くらい気分が落ち込む、気分が落ち込むなんて言葉では納得いかないくらい、真っ暗な気持ちになる、それはそれは、私もなったことがあるから大丈夫なんていう同意激励ではカバーできないくらいの、沼のようなもので、ふとしたきっかけで抜け出したら、どうってことない、浅い水たまりだったと