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人生振り返りながら己を知る  大学生活編 偉大なる先輩方

前回はまだまだ本気で
プロサッカー選手というものに
向き合えてなかった大学1.2年生の話でした。

そんな自分に危機感、
自分の夢の為にどうあるべきか
と言う物を背中で感じさせてくれる
先輩、同期が大学には多くいた。

自分がプロのサッカー選手になれたのは
間違いなくその方達の背中があったからと
自信を持って言える。

立命館大学サッカー部からは
毎年1人〜4人程のJリーガーを
輩出していた。
そういった方々のトレーニングや、
自主練、サッカーに対する姿勢からは
刺激を受ける事が多かった。

誰よりも早くグラウンドへ上がり筋トレ、
自主練、全体練習が終わってからも
最後に照明が消えるまで自主練に明け暮れる先輩方。

食事から睡眠から全てがサッカーで
より良いパフォーマンス、結果を
残す為にフォーカスされていた。

3.4年時には
授業もだいぶ余裕が出てくるので
午前中に自主練して
勝手に2部練、3部練までしている。

自分が大学で関わったJリーガー、
プロサッカー選手になった方々は
例外無く最低限そこまで努力を
重ねた方達であった。

そこまで出来るほどの覚悟が
自分にはあるのか?
そこまでしてでもプロサッカー選手を
目指したいのか?
大学2年の終わりにようやく
本当の意味で自問自答し、
そこまでしてでも
プロサッカー選手を目指すと決めた。

そこからは負けじと空いてる時間に
グラウンドへ上がり、
自分の課題でもあった
パワーやスピードの向上をメインに
自主練を繰り返した。

もちろんパチンコも辞めて、
よりサッカー中心の生活を過ごした。

中でも自分に大きな刺激を
背中で与えてくれたのは
当時1.2年時からバリバリ試合に出て
関西選抜にも選ばれてJクラブも
注目していた1つ上の先輩だ。

後に彼はJリーグ、海外に活躍の場を移し、
日本代表に選出されるまで上り詰めた。

当時の彼の努力量、
サッカーに対する姿勢、行動量を
知っている人からすると
自分ごとの様に
嬉しい気持ちになっただろうし、
少なくとも自分は心の底からおめでとうございます!
と10回は心の中で唱えた。

そんな彼は大学3年時に大学を休学し、
当時の監督の反対を押し切り
いきなりアルゼンチンへ
サッカー留学をすると飛び立った。

今ほど海外が身近では無い時代に、
1.2年時から試合に出ていて
Jクラブからも注目されていて
このままいけばオファーだって来るだろう。
と思われていたのにこの人何言ってんだ?
と当時の僕は真剣に思った。

と同時にこの人スゲー!
ぶっ飛んでんなー!(良い意味で)

と心を奪われた。

1年間の留学を終え、
4年時にはサッカー部で1年
活動されていたのだか、
色んな事情もあり
トップチームで試合に出る事は無かった。。
彼はまたアルゼンチンへ飛び立ち
アルゼンチンでプロ契約を結び、
そこからステップアップを重ね、
日本代表まで上り詰めた。

サッカー漫画の主人公の様な人生を歩んでいる。

そんな当時の彼の姿に刺激を受けた同期も
アルゼンチンへ飛び出したあたりで、
世界は広い。
Jリーグが、日本が、全てではない。
と自分も思い始めたことを記憶している。
後に自身も海外(東南アジア)に
行くことになるのだが、

この人達に出会っていなかったらそれも無かったのかもしれない。。

次回大学生活振り返りファイナル。

"The beginning of a new adventure!"

#サッカー #ビジネス #自分史 #人生論

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