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人生振り返りながら己を知る  高校生活編 学生時代の後悔

高校の学校生活を振り返るとなかなか思う事が出てきた。

当時まだまだ若くて未熟者だった自分は、
俺は周りの人達とは違う。
サッカーでプロになる為にここにいるんだ。
ヘラヘラ友達と楽しく
高校生活を過ごしに来たんじゃ無い。
あなた達と仲良くするつもりはありませんよ。
ぐらいの空気感を周りに発していた。

授業と授業の間は仮眠を取り、
休み時間になれば
同じユース仲間と合流し
食事をしたり話をしたりしていた。
クラスのみんなからは
とても近寄りがたい存在だったと思うし、
感じの悪い奴だったと思う。

そんな自分にでも
積極的に話しかけてくれる
他運動部で、
未だに仲良くしてくれている
友人がいるが、よくもあんな
絡み辛い自分の相手を
してくれていたなと感謝している。
ちなみに彼は昨年結婚、
結婚式にも
招待していただき、
式の途中で何故か逆に
お礼の言葉を貰うという
サプライズをいただいた。
ありがとう。

話を学校生活に戻すが、
本来であれば
立命館宇治高校へ入学出来るだけの学力は
持ち合わせていなかった自分にとって、
勉強でみんなについていくのがめちゃくちゃ大変だった。

特に英語の授業は地獄でしかなかった。
I am have a pen.
こんな意味のわからない間違いを
平気でしてるぐらいの
英語力しか無かった自分には、
英語に力を入れている学校に
学力で入学してくる
周りの生徒とは、
天と地の英語力の差があった。

劣等感を感じずにはいられなかったし、
英語の授業で2人1組でロールプレイ、
前に出て発表なんてあろうもんなら
大恥をかいていた。

そんな経験をしながらも、
お陰様で英語に関しては
本当に基礎の基礎は身につける事が出来て
結果的に海外に出ることになった
自分には凄く役に立った。

高校一年時には、
クラスでワースト1.2を争う点数だったが、
高校3年時にはクラスでも真ん中よりちょっと下ぐらいの所までは点数も取れて勉強面でも少し気持ちにゆとりが出ていた。

高校3年生になる頃には
少しだけ大人になって
心を開ける友達、クラスメイトも少し増えた。
もっと高校生活の内から、
サッカー以外の友達と
色んなお話しをしておけば
良かったな。と今では後悔している。
サッカーの事を優先的に考えるあまり、
少し視野の狭い人生を送って来た要素も少ながらずあったな。
と今になれば思うが、
当時はそれぐらい
サッカー選手になる。
と言うことしか
良くも悪くも考えられなかったし
それが自分の中でプロになる為だ。と
自分の中で変に行動を制限していたなと思う。

良く言えば、
その結果、
プロのサッカー選手になれた。

とも考えられるし

悪く言えば、
もう一個上のステージに行ききれなかった自分の足りなかった所とも取れるのかもしれない。

今は絶妙にその間を取れるぐらい
少し余裕があったり、
自分を客観視出来る冷静さを
持つ事が必要だなと感じるが、
なかなか難しい。

サッカーを引退してから感じるのは
間違いなく現役生活のうちから、
異業種の方や色んな人と
会ったり、話したり、聞いたり、見たり
しておくべきだと言うこと。
そんな事は当時の自分も理解はしていたし、
無理のない範囲でそう言う機会に顔を出すようにしていた。
ただ悲しいかな、
サッカー選手という鎧を付けている
自分には目上の人ですら
持ち上げてくれるし、
話も振ってくれる、
完全受け身でチヤホヤされるだけの環境に甘えていた、
もっと言えば勘違いしていた部分も
多くあったのかもしれない。
未だにそこは抜け切らない部分でもあるし失敗する事もある。

よく言われる

『サッカー選手じゃ無くて、1人の人間として見られるようになった時にどんな人間か。』

まさにその通りだと思う。
当時からその辺を感覚的にでも理解していた方達は引退後もキラキラしているし逞しく道を切り開いているように感じる。

選手のうちから自分からサッカーを取っ払えばどんなだろう?と
もっと考える機会があっても
良かったのかな?
と数年前、もっと言えば
高校生の自分に問いかけたい。

ただ、それでも
沢山の人に支えられ、
応援してもらい、
励まされやって来れた
これまでの時間は
自分の中で宝物だし大切にしたい。

どんな姿、状況でも少なからず
変わらず応援してくれたり、
本気で気に掛けてくれる方が
いる事も事実で
そんな方達には本当に
感謝の気持ちでいっぱいだ。

自分の過去を反省する事はあっても
過去に否定的になるのは
そんな自分をここまで気に掛けてくれている方にも申し訳ない。

そんな方々の為にも
自分自身の為にも
もっと成長しないといけないな。

と思えた高校生活の振り返り
高校生活編でした。

"次回は高校生活サッカー編"

"The beginning of a new adventure!"

#サッカー #ビジネス #自分史 #人生論



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